シニアのスマホ所持率は93.3%、一方で2割以上の人がオンライン予約に苦戦

シニア世代のスマホ利用について調査では、スマホを所持しているシニア世代は93.3%に上る。そのなかでも、スマホを使用して「宿のオンライン予約ができる」シニア世代は、全体の78.9%という結果となった。年代別に見ると60代が85.2%だが、70代以上だと71.1%と約14%の差が生じている。スマホによるオンライン予約について「予約確定の返信が遅いと、きちんとできているか不安になる」「電話のほうが安心」というような不安の声が寄せられた。

また「スマホで宿の決済ができる」と回答した方は、60代が68.0%、70代以上だと52.7%と、半数ほどの方しかスマホによる決済を使いこなせていないようだ。スマホによる決済ではクレジットカードの登録や預金口座の紐づけが必要になることも多く、登録の複雑さから、スマホによる決済を断念する人も多いのではないだろうか。
シニア世代の旅行意欲は高まっているが、オンラインによる予約や決済の普及は、シニア世代にとって一つのハードルとなっているようだ。予約や決済以外でも、旅行先の情報がインターネット上にしか掲載されていないケースも多く、スマホをうまく扱えない方は、シニア世代にとって重要となる施設のバリアフリーや、エレベーターの有無などの情報を得られない可能性もある。
観光業界のDX化により利便性は向上したといえるが、その一方で、DXの活用が難しい世代にどのように寄り添っていくかということが、求められているのかもしれない。
出典元:【ゆこゆこホールディングス株式会社/PR TIMES】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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