【爬虫類のウロコを思わせる文字盤にトゥールビヨンを配置 】スイスの独立系ブランド、EMERA(エメラ)に注目
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

 トゥールビヨンを備えたムーヴメントに加えて、この時計の大きな魅力となっているのが、ロボット、スーパーカー、爬虫類といった独創的なモチーフからインスピレーションを得た文字盤とケースのデザインだろう。

 文字盤はエキゾチックなヘビに見られる魅惑的な模様にインスパイアされたもので、カーボン複合材で作られた厚さ0.30mmのウロコを40層に重ねて構成されている。

【爬虫類のウロコを思わせる文字盤にトゥールビヨンを配置 】スイスの独立系ブランド、EMERA(エメラ)に注目
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

 このウロコ状のパーツにはブロンズ粒子が含まれており、軽量性、強度、耐食性、寸法安定性といったカーボンファイバーの品質に加え、ユニークなパターンを備えているのが特徴。ブロンズ粒子は雪の結晶のようにすべて異なるため、同じコレクションであってもすべてのモデルがオンリーワンの時計となっている。

【爬虫類のウロコを思わせる文字盤にトゥールビヨンを配置 】スイスの独立系ブランド、EMERA(エメラ)に注目
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

 グレード5のチタンを採用したケースにはポリッシュ、ビーズブラスト、ヘアラインを組み合わせて仕上げが施されており、ハイパーカーにインスパイアされたデザインの複雑なディテールをより一層引き立てている。

【爬虫類のウロコを思わせる文字盤にトゥールビヨンを配置 】スイスの独立系ブランド、EMERA(エメラ)に注目
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

 流線型のケースフォルムに併せてスイスで製作されたサファイアクリスタル風防に加え、ケースの6時位置にもサファイアクリスタルを設置。小窓のようにケースをカットすることで、トゥールビヨンの造形を横から楽しむことができる。

【爬虫類のウロコを思わせる文字盤にトゥールビヨンを配置 】スイスの独立系ブランド、EMERA(エメラ)に注目
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

 裏ブタもケースと同じくハイパーカーからインスパイアされたデザインとなっており、エンジンの通気孔を思わせるデザインに仕上げられている。手首になじむようにデザインされたピンバックルもケースと同じグレード5のチタン製だ。

【編集部の注目モデル】
EMERA(エメラ)
サイボーグ・エクソスケルトン ・トゥールビヨン

【爬虫類のウロコを思わせる文字盤にトゥールビヨンを配置 】スイスの独立系ブランド、EMERA(エメラ)に注目
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

 ケースサイズ46.8×56.6mmで、厚さが15.90ミリ。ムーヴメントは自社製のCal.EMERA MRA 01を搭載。フランスのパリで数代続く皮革職人によって作られたレザーベルトを設置。9本のみの限定製造で、販売価格は税別で29万5000フラン(約4200万円)だ。

》EMERA(エメラ)公式サイト
https://www.emera.swiss/

文◎William Hunnicutt
時計ブランド、アクセサリーブランドの輸入代理店を務めるスフィアブランディング代表。インポーターとして独自のセレクトで、ハマる人にはハマるプロダクトを日本に展開するほか、音楽をテーマにしたアパレルブランド、STEREO8のプロデューサーも務める。家ではネコのゴハン担当でもある。

https://www.instagram.com/spherebranding/

提供元・Watch LIFE NEWS

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