エリアトラウトを本格的に始めて1年が経った。そこで自分の腕はどこまで通用するのかを試してみるべく、初めてのエリアトーナメントに参加をした状況をお届けしたい。今回は大阪府下で唯一行われるトラウトキング選手権地方予選である、千早ヤリエ杯に参加をした。場所は私の自宅から直ぐの千早川マス釣り場である。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

トラウトキング選手権・千早ヤリエ杯に初挑戦 ベスト18進出も大会の重圧に負けた?

千早川マス釣り場へ

集合は午前6時30分。いつもの時間より2時間は早い。千早川マス釣り場は通い慣れた釣り場なのに、やけに緊張しながら到着した。受付を済ませていると知り合いの方々も参加されており、少し気持ちが落ち着いた。

今回の参加者は全員で58名とのことであり、中にはメディアで見かける方々も参加しており、正直まともに戦って勝てるのか落ち着いた気持ちが再び緊張し始めた。

トラウトキング選手権・千早ヤリエ杯に初挑戦 ベスト18進出も大会の重圧に負けた?早朝の千早川マス釣り場(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

大会のレギュレーション

大会のレギュレーションは1?3回戦が予選で1戦が前後半の2セット。1セットが20分である。しかも今回はヤリエ製のルアーのみ使用可能で、最も得意としているディスプラウト・イーグルプレーヤー50slim/GJのヤリエコラボカラーは2回戦まで使用可能というルールだ。このルアーが使えるだけで凄く救われた気持ちになった。釣れた総匹数で勝敗が決まる。

1回戦はダブルスコアで負け

午前中の1回戦前半は審判をして後半が自分のターン。前半の人が審判に入る。直前に当日放流の1回目が入り放流狩りの展開になる。

スタートの合図でTフレッシュEvoの自塗りカラーで1投目からヒット。キャッチのカウントはネットのリングをニジマス全体が通過した時点で1匹とカウントされる。時折バラしながらも前半は相手より2匹リードで折り返しとなった。

場所を交代しての再スタート。ここで放流セカンドルアーにチェンジするもアタリが出ず僅か2匹で終了。その間に相手に捲られて21:8のダブルスコアで1回戦負け組となってしまった。何とも手荒いエリアトーナメントの洗礼であった。

2回戦は接戦で勝利

1回戦終了時点で勝ち組と負け組に別れて最終、勝ち組から4名、負け組から2名が決勝に出場となる。負け組の私の2回戦目は比較的得意な下池の水車前。ここで勝てればまだ希望はある。

前半の審判を終えて後半の私のターン。お相手は中部地方から来られた方でトーナメント経験も豊富な方であった。既に放流パターンは途絶えて雨まで降って来て渋々モードでの試合。スタートと同時にTロールで表層~中層を攻めるも全く反応が得られない。色を変えて少し速度を落として巻くとヒット!慎重にやり取りしてネットに入れてやっとの1匹。しかし、後は続かないまま後半戦へ。

トラウトキング選手権・千早ヤリエ杯に初挑戦 ベスト18進出も大会の重圧に負けた?2戦目の釣り座(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

後半戦

後半戦のスタートはTクランカップjrの強襲チャートでスタート。スプーンの動きにスレたマスを狙う作戦で中層に定位させることを意識してリトリーブ。僅かに反応する個体がおり勝機はあると信じて同じレンジを引き続けてヒット!ほぼ同時にお相手の方もヒットして2:1で追い上げられた。

残り5分だがいつ逆転されるか分からない。スパートを掛けるべくイーグルプレーヤー50slim/GJのサコペレを投入。グリグリジャークでまだ活性の高い個体を探す。3投目でやっとラインが走ってヒット!慎重に取り込んで3匹目。もう1匹釣りたいと願ったが無常のタイムアップ。結果3:1で勝つことが出来た。