商品の購買動機を増やすために
直売所の出店は、リンガーハットの冷凍食品の広告塔としての役割も果たしている。リンガーハットでは20年ほど前から家庭用向けの冷凍食品を展開しており、これまで通常店や小売店で扱ってきたものの、お客の認知は十分とは言えなかったという。直売店を出したことがニュースになり、結果的に冷凍食品の認知度を高まっているとのことだ。
「冷凍食品という新たな需要にアプローチし、当社商品の購買動機を増やしたいと考えている。将来的に、自動販売機専用の冷凍食品を開発していく可能性もあるだろう」(同氏)
提供元・DCSオンライン
【関連記事】
・「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
・ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
・1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
・全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
・キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」