オーシャナ編集部員のオススメアイテムや物事を紹介する連載「編集部オススメのモノコト」。実際に使ってみてよかった、読者にオススメしたいあんなモノやこんなコトをジャンルレスに紹介していきます。
12月は、ダイビングに欠かせないアイテムなど、あると便利なスグレものから手作りアイテムまで3つのおすすめのモノコトを紹介していく。
目次
Webブラウザ「Brave Browser」
浴衣の余り布で作る、巾着袋
Webブラウザ「Brave Browser」
《紹介者》元ダイビングガイド、海と人が持続可能に遊び続けられる世界を目指しているWebディレクター/フォトグラファー・坪根
調べ物をしている時に「広告が多くて見づらいなぁ」と思ったことはないだろうか?私は漫画を読んでいる時やゲームの攻略を見ている時などに多々ある。従来のWebブラウザは無料で使用できる代わりに、広告を表示することで広告収入を得ることがビジネスになっている。
Braveも同様に広告表示はあるのだが「Googleなど他社の広告をブロックし、自社の承認された広告を表示する」ので、バナー広告やポップアップの数は著しく低下する。
また、ブラウザ上の広告は、広告を出している側と出させてあげている側にしか収益がなく、ユーザーは知りたい情報の代わりに個人情報と閲覧履歴を搾取されるだけだ。Braveがユニークなのは「ユーザーにも利益を分配する」という方針で、広告閲覧を許可することで「BAT(ベーシックアテンショントークン)」という暗号資産が獲得できる。
と、やや難しそうに感じるが、
●ブラウザと広告のデザインがきれいでかっこいい。
●広告をブロックしまくるので、閲覧しやすく、速度も速い気がする。
これだけでも使用する価値があるのではないだろうか。時々でてくるクラゲの画像は特にテンションがあがる。
とはいえ、Googleアカウントを使用したサービスやID・パスワードの保護保管問題もあるので、私はメインのブラウザをChromeで、広告が多いページを閲覧する時にURLをコピペしてBraveで見ている。もちろん、スマホでも使いやすい。
浴衣の余り布で作る、巾着袋
《紹介者》先日友達に指摘されるまで、26年間ずっと卵の黄身のことを「きいみ」と呼んでいたライター・ 中西
浮世絵など日本の伝統アートに惹かれ、ファッションや持ち物に取り入れるのにハマっている中西がおすすめしたいのは、浴衣の余り布を使った大好きなおばあちゃん手作りの巾着袋。遊ぶ時は極力物を持ちたくないタイプで、紐の部分を肩にかけてバッグとしても使ってみたところ、ちょうどよくフィットして気に入っています。
なにより、大切な家族や友達が作ったものって、身につけるだけでなんだかハッピーな気持ちになれるので好きです。他にも、八百屋の前掛けでつくったトートバックなど、おばあちゃんの手作りコレクションが身の回りにたくさん。今でも、「この布でこれ作ってほしい!」と図々しくリクエストしては、おばあちゃんは「自分で作れ!」と言いながらも作ってくれます(笑)。どこかで購入できるものではないですが、手作りの1点ものって温もりがあっていいですよね。