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かつて明治安田生命J2リーグのモンテディオ山形や東京ヴェルディでプレーしていたMF佐藤優平(32)が今月11日、韓国2部・全南ドラゴンズと契約更新で合意に達した。
佐藤優平は横浜F・マリノス、アルビレックス新潟、モンテディオ山形に在籍していたほか、2018シーズンから4シーズンにわたり東京ヴェルディでプレー。昨年1月に全南ドラゴンズへ完全移籍すると、2022シーズンは韓国2部リーグ戦で44試合中30試合に先発出場して1ゴール4アシストをマーク。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区グループステージでも6試合中4試合でスタメン出場するなど、中盤の主力選手としてチームを支えていた。
すると全南ドラゴンズは今月11日になって、同選手との新契約締結を公式発表。本人はクラブ公式サイトを通じて「全南ドラゴンズと契約更新できてうれしいです。Kリーグ(韓国リーグ)を経験しましたし、(Kリーグの特徴などを)より理解しました。2022シーズン残念だった部分を克服するためにもしっかり準備して、目標達成のために最善を尽くします」と意気込みを語っている。
また韓国メディア『マイデイリー』は、「ベテラン選手として徹底した自己管理、リーダーシップを持っていると評価されている。シーズンオフには全南ドラゴンズのチームメイトを日本に招待した」と、佐藤優平がチーム内で高評価を受けていることを伝えている。
なお全南ドラゴンズは2022シーズンの韓国2部リーグ戦で6勝17分17敗と勝ちきれない試合が多く、昇格プレーオフ圏外の11位で終了。ACL東地区グループステージでも2勝2分2敗と、決勝トーナメント進出を逃していた。