近年、積極的な製品展開で時計愛好家から熱い支持を集めているジェイコブが、アジアでの拠点として2022年、東京にブティックをオープンした。銀座・花椿通りに面した路面店で、モノトーンでまとめられたシックなインテリアはジェイコブの世界観を端的に表現している。

【Close Up Boutique|ジェイコブ 銀座】コンプリケーションの頂点に挑むジェイコブの世界観に触れられるブティック
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

天井にはニューヨーク本店と同様にLEDによる幾何学模様の装飾が施され、壁面に設置された巨大なLEDモニターには常にプロモーション映像が映し出されている。入り口の右手奥には、同社の“アストロノミア”が宇宙へと飛び立ち、そこでも正確な時を刻んでいたことを記念したモニュメントが展示されているのも楽しい。

【Close Up Boutique|ジェイコブ 銀座】コンプリケーションの頂点に挑むジェイコブの世界観に触れられるブティック
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

壁一面に導入された最新のLEDモニターに映し出されているのは、4本のアームによって支えられる画期的な垂直ムーヴメント“アストロミア”のプロモーション映像。精緻で複雑なメカニズムが、大型ディスプレイに映し出される様は圧巻だ

圧巻なのは店頭に並ぶ製品ラインナップだ。宝飾系モデルの印象が強かったジェイコブだが、ここ数年でコンプリケーションウオッチを大幅に増強。オリジナリティーの高い超複雑機構を続々と送り出しているのだが、決して製造数が多くはないこれらのモデルを潤沢に揃えているのだ。具体的にはメリーゴーラウンドのような美しいトゥールビヨンの“アストロノミア”、3軸トゥールビヨンを2基搭載した“ツインターボ”などで、いずれも非常に希少なモデルである。さらにトゥールビヨンにミニッツリピーターを組み合わせ、あの有名な映画のテーマ曲を奏でる“オペラ ゴッドファーザー”など、最新の話題作も並ぶ。

これはジェイコブが日本を重要なマーケットと捉えていることの表れであり、コンプリケーションも優先的に日本へと供給しているからだ。このクラスのレアピースを見ることができる場所は銀座でもそう多くはなく、時計ファンなら足を運んでみる価値があるだろう。

【Close Up Boutique|ジェイコブ 銀座】コンプリケーションの頂点に挑むジェイコブの世界観に触れられるブティック
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

温かみのある照明で包まれ、落ち着いた雰囲気となったVIPルームも完備。またジェイコブ本社で研修を受けた経験豊富なスタッフが在籍しており、質の高いサービスを提供している

【SHOP DATA】
住所/東京都中央区銀座8-5-1 プラザG8 1階C
営業時間/11:00〜20:00
定休日/年中無休
TEL/03-6281-4777

提供元・Watch LIFE NEWS

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