ブランドファンにとってはたまらないウイスキーの誕生だ。
「トキ」と「ジャギ」をデザインした『北斗の拳』ラベル・ウイスキーが、1⽉16⽇(⽉)12時より、ウイスキー専⾨サイト「WHISKY MEW(ウイスキーミュウ)」にて抽選販売される。

©武論尊・原哲夫/コアミックス1983,版権許諾証GI-900
『北斗の拳』の人気キャラクターをウイスキーラベルにデザイン
「おまえはもう死んでいる」などの名ゼリフや、数多くの人気キャラクターが登場した『北斗の拳』(1983年~1988年「週刊少年ジャンプ」連載:原作・武論尊、漫画・原哲夫氏)。
核戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神挙の伝承者・ケンシロウが愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿が描かれる作品だ。
小学館集英社プロダクションでは、その人気キャラクターをウイスキーのラベルにデザインした『北斗の拳』ラベル・ウイスキーを製作。2020年9月にWHISKY MEWからリリースした「ケンシロウ」と「ラオウ」のラベル・ウイスキーはファンから熱い注目を集め、瞬時に完売した。
そして2023年、続編としてリリースするのは、北斗四兄弟の「トキ」と「ジャギ」。
北斗四兄弟の次男で、北斗神拳の伝承者にもっとも近いといわれた「トキ」。心技体どれをとっても非の打ちどころない人格者だ。ところがケンシロウとユリアをかばい、死の灰を浴びて病となり、「おれは拳法家としてより 北斗神拳を医学のひとつとして活かしたいのだ」と、世界を旅して人々を救うために医学の道に進む。
一方、北斗四兄弟の三男の「ジャギ」は、突き抜けた悪党。胸に7つの傷を刻んでケンシロウを騙り、襲った人に決まって胸の傷を見せながら言う、「おい、おまえ、おれの名をいってみろ」の名ゼリフ。極悪非道なのに惹かれる悪役だ。
山岡秀雄氏がトキとジャギのためのシングルモルトを選出
ウイスキー評論家の山岡秀雄氏が、北斗四兄弟のふたりにシングルモルトを選んだ。
「トキ」のウイスキーは「ブナハーブン2010」。
ピート香の強いアイラモルトの中でも、やわらかさをあわせ持つブナハーブン蒸留所。このブナハーブンはピートタイプで、シェリー樽熟成なので、あたたかい印象のある飲みやすいシングルモルトだ。
「ジャギ」のウイスキーは「ハイランドモルト2000」。蜜蝋やワックスのような独特のオイリーさがあり、「また飲みたい」と思わせる求心力のある蒸留所のシングルモルトだ。