12月14日(水)、正月用の祝魚に相模湾茅ヶ崎沖のアマダイ釣りを予定していたが、西の強風で出船できず。急きょ、風裏になる東京湾横浜山下橋の黒川本家の午後アジ船に釣行した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

東京湾のLTアジ午後船でトップ105尾と爆釣【横浜・黒川本家】

アジ釣りで黒川本家から出船

風を読んで集まった釣り客は16人。そのなかには、アマダイに同行予定だった大津さんの姿も。12時30分、三村恭介船長の操船で5分ほどの超近場ポイントへ。私の釣り座は左舷胴の間。

東京湾のLTアジ午後船でトップ105尾と爆釣【横浜・黒川本家】ポイントの様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

ベイブリッジ橋脚直下の水深12mで、開始のアナウンス。ビシカゴ40号にコマセを八分目入れる。着底後にイトフケを取り、2m巻き上げてコマセを振り出し、さらに1m上げてアタリを待つ。すぐにアタリが出て、20cm超を秒釣。大津さんも一荷に笑顔。

それなりに釣れてはいるものの、風が当たるので移動の合図。本牧シンボルタワー際の水深18mで再開。ここは風が遮られて釣りやすい。

カサゴ交じりでアジ入れ食い

1投目から、15~17cmの小型中心で船中入れ食いが始まった。「海底が凸凹しているので気をつけて」と言われるや否や、右隣の中野さんに20cm超カサゴ。その隣の大津さんも、アジ2尾にカサゴのトリプル。私もカサゴのダブル。左隣の瓜田さんもアジダブルを連釣。大ドモの佐藤さんもダブルで、皆さん絶好調。

東京湾のLTアジ午後船でトップ105尾と爆釣【横浜・黒川本家】良型ゲストのカサゴ(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

私は3本バリ仕掛けなのでトリプル続きだが、ハリ掛りが浅くバラシも多い。そんなとき、瓜田さんに30cm級イシモチ、そしてミヨシ側では30cm級サバ。大津さんも同級サバを上げる。

東京湾のLTアジ午後船でトップ105尾と爆釣【横浜・黒川本家】カサゴ交じりのトリプル(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

移動後もヒットやまず

ここで船長は小移動を告げ、本牧Bふ頭際へ。ここでも1投目から入れ食いで、25~27cmの幅広アジが釣れ出す。「引きが違うね」と中野さんも中型をゲット。

東京湾のLTアジ午後船でトップ105尾と爆釣【横浜・黒川本家】アジの一荷(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

14時40分、満潮の潮止まりでアジの活性が少し落ちたが、それでも釣れ続いている魚影の濃さ。この日は、風の影響で大アジポイントには行けなかったが、終始入れ食いを堪能。16時に皆が笑顔で沖上がりとなった。

終始爆釣で3ケタゲットも

帰港時、船の頭上にカモメのジョナサンが……。夕日に染まる本牧のコンテナクレーンがキリンに。遠方の富士山がキリマンジャロに見え、アフリカの夕景を眺めているようだ。午後船には、この時期限定のすばらしい初夢のようなオマケが付いていた。

東京湾のLTアジ午後船でトップ105尾と爆釣【横浜・黒川本家】黒川本家でアジキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

船中釣果は14~27cmの脂の乗ったアジが30~105尾。大津さんが96尾、私が85尾、瓜田さんが79尾、中野さんが64尾、佐藤さんが55尾と爆釣。いい一年の締めくくりができた。

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<週刊つりニュース関東版APC・野田栄/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
黒川本家
出船場所:横浜・新山下
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年1月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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