ダイヤモンド・リテイルメディアデジタル推進室

アスクル、リサイクル素材の新PB「マタクル」発売 クリアホルダーなど4品
(画像=クリアホルダー、ボールペン、ペン立て、小物入れの4品目を「ASKUL」「ソロエルアリーナ」で販売する、『DCSオンライン』より 引用)

オフィス用品通販のアスクルは12月14日、再生プラスチック素材から作った新プライベートブランド(PB)「Matakul(マタクル)」を発売した。第1弾として、クリアホルダーなど4品の販売を開始した。

アスクルは2020年11月から、環境省採択の事業として使用済みクリアホルダー回収の実証を続けてきた。実証事業終了後の22年4月から正式に事業化、同年10月までに累計680事業所から79トンのクリアホルダーを回収した。

クリアホルダーは単一素材で形状も一定のため、リサイクルしやすい。回収したクリアホルダーは分別、再資源化を経てプラスチック製品メーカーで原材料として使用、製品化する。

今回発売したのは、「クリアホルダーからつくったクリアホルダー」(1袋10枚入り、税込199円)、「同ジェットストリームボールペン」(1本168円)、「同ブリックス ペン立て」(1個418円)、「同ブリックス 小物入れ」(1個618円)の4品。通販サービスの「ASKUL」「ソロエルアリーナ」で取り扱う。

提供元・DCSオンライン

【関連記事】
「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」