ボトムふわふわで足元を釣る
冬のアジの着き場所、上述のように「キーレンジ」ともいえる水深はボトム周辺だ。ただ夜の常夜灯下では表層の巻きで簡単に出てしまうこともあるが、適水温の下限に近付くほど、やはり深いところになる。
そして、着き場所についてもうひとつ付け加えると、足元もカギとなる。特に私の印象として、なぜか今期(2022年)は、足元のパターンが多いように思う。足元はもっともドラグが効きにくい場所なので、うまくバイトを吸収できるよう、ポイントに対して少し角度をつけるようにしよう。
アタリの出方でヘッドをセレクト
どんな季節でもそうだが、アジのアタリの出方と感じるのは重要なことである。アタリのが小さいからといって、必ずしもアジが低活性とは限らない。たとえば小さいアタリは頻発するが、乗せられない場合、これは「高活性ショートバイト」と思われる。ヘッドが小さすぎて、アジが掛からないのだ。
単純なショートバイトと読んで、ヘッドを小さくするか、ワームをサイズダウンすると、さらにアタリが小さくなる可能性がある。高活性ショートバイトでは、ヘッドウェイトはそのまま、ハリを大きくするのがひとつのやり方である。

適水温ぎりぎりの冬のアジングは、考える要素は多くなるようでもあり、逆にセオリーをよく知れば、むしろアジがいるかいないかは絞りやすい。寒さに懲りずに釣りをしたい。

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<井上海生/TSURINEWSライター>
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