数を釣るのが当たり前のエリアトラウトの世界では、操作性や感度、軽さに優れたハイエンドロッドを使うメリットも大きいです。今回はそんなハイエンドモデルのエリアトラウトロッドの選び方やメーカー別の最上位機種ロッドを紹介します。

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各メーカーの最高峰エリアトラウトロッド7選 どんな特長がある?

ハイエンドモデルのエリアトラウトロッドの特徴

高級なエリアトラウトロッドはお値段が高いだけあって、軽さや感度に優れるなど高性能なロッドばかりです。また、汎用性が高いモデルもありますが、どちらかというと「クランキング向け」や「マイクロスプーン向け」など、ある使い方に特化して作られたエキスパート向けのロッドが多いのが特徴です。

ラインの組み合わせも重要

また、ロッドの特性を最大限に活かすため、ロッドによって最適なライン材質が変わる場合があります。低伸度のPEラインやエステルラインと組み合わせる必要があるモデルなど、アイテムも合わせる必要があります。

各メーカーの最高峰エリアトラウトロッド7選 どんな特長がある?繊細な釣りが可能なエステルライン(提供:TSURINEWSライターまさゆき)

ハイエンドロッドの選び方

そんな偏った特性上、通うエリアの特性(魚の大きさ、釣り場の形状など)や、自分がメインで使用するルアーなどによっても、それぞれに理想的なモデルが変わってきます。

各メーカーの最高峰エリアトラウトロッド7選 どんな特長がある?管理釣り場の様子(提供:週刊つりニュース中部版 服部鱒宏)

そのため、自分のスタイルやパターンを確立させてから、そのスタイルに必要なロッドを逆算して選んでいくのがおすすめです。

ハイエンドエリアトラウトロッド7選

それではメーカー別のエリアトラウトロッド、最上位機種を紹介していきます。

カーディフエリアリミテッド

「カーディフエリアリミテッド」はシマノの最上位機種ロッドで、シマノ特有の技術を豊富に詰め込んでいます。基準となる「S62SUL」は適合ルアーウェイトも0.6~6gと幅広く、スプーンからプラッギングでも使用でき、色々なスタイルをカバーできるモデルです。

高感度ながら柔らかく曲がるソフチューブトップとバットパワーの強さによって一定クラスの大型なら十分に対応が可能となります。また、6.6ftのモデル「S66SUL」もあり、こちらは大型への対応力UPと遠投性を向上させたています。さらにパワーがある「S66UL」「S66L」も大型をメインに狙う場合は検討するといいでしょう。

プレッソltdags

ダイワの「プレッソltdags」シリーズは8種のロッドがラインナップされています。モデルごとの特性は「55M-SMT」のような弾性の高いスーパーメタルトップ(SMT)と硬めのベリーを組み合わせた超高感度仕様の攻めのロッドや、ラインもルアーも選ばない「61ML」など、トーナメントにも向く特別仕様のロッドからユーティリティなロッドまで様々。細分化されたモデルの中から自分のスタイルに合ったロッドが見つかるでしょう。

RayzAlter

天龍の最上位機種RayzAlter(レイズオルタ)。コンセプトは、『大人のエリア向けロッドシリーズ』。異なった素材を1つにつなぎ合わせるマグナフレックス製法によって、シームレスに曲がるのが特徴のロッドです。

ミノーイングなどメリハリの効いた操作が可能な「RZA60MLM-T(MidgeMinnowin’)」。クランキングをメインに巻きの釣りに向く「RZA61L-T(MidgeCrankin’)」。繊細な釣りに向き、軽量ルアーのスローな巻きの釣りや、縦釣りにも最適なモデルの「RZA62UL-S(MidgeSpoonnin’)」と、個性と遊び心がある3つのロッドが販売されています。

ベレッツァ・プロトタイプ

ベレッツァ・プロトタイプシリーズはオリムピックのトーナメント仕様ロッドとなります。このシリーズでは、どこまでもシャープでキレのあるエリアロッドを目指しており、小さなアタリを掛けていくスタイルに向くロッドです。

各メーカーの最高峰エリアトラウトロッド7選 どんな特長がある?ベレッツァ・プロトタイプ(提供:TSURINEWS関西編集部・中西)

ラインナップは、アジングの「コルトシリーズ」で培われた技術を応用し作られた、軽量ルアーの操作に向くフィネスロッド「21GBLZPS-572XUL-S」。このシリーズのコンセプトである掛けの釣りに向いたシャープなチューブラーモデルの「21GBLZPS-612UL-T」。あえて柔らかさを残し、絡め取るようなフッキングが可能なクランキングモデルの「21GBLZPS-582SUL-T」。ソリッドティップでボトム攻略に特化した「21GBLZPS-5112UL-S-BB」の4種があります。

新ファインテールエリア

メジャークラフトの新ファインテールエリアはメーカー最上位機種ながら2万円前後の値段が魅力です。13種類ものラインナップがあり、各スタイルに合わせたロッドが選択可能。

ラインナップの中には粘りのある曲がりが特徴で食い込みのいいフルグラスのロッドや、操作性に優れ、キャスト性能が必要なエリアで真価を発揮するベイトモデルなどもあります。

ノイエリミテッド

スミスのノイエリミテッドシリーズはやり取りを楽しむための、しなやかに曲がるブランク素材が共通した特徴です。同じモデルで持ち替えた時に違和感がないように、長さを統一し、グリップにもこだわっています。

全ラインナップは4種類。オールラウンドモデルの「FNL-T511L-RF」を主軸に、軽量ルアーを操作しやすいファーストテーパーモデルの「FNL-T511ML-F」。大型をプラッキングで掛けていく用途に向く「FNL-T511M-RF」と、高感度なエステルライン専用モデル「FNL-T511L-ES」があります。

T-CONNECTION

ジャッカルのハイエンドモデルはTコネクションシリーズ。全部で5種がラインナップされています。軽量ルアーの釣りに向くものから、硬めに仕上げてある「TCS-60L」やさらにパワーモデルの「TCS-62M」もありますが、ショートバイトも拾えるよう食い込みのいい柔らかいティップが採用されています。

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<TSURINEWS編集部>

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