マコガレイほか3魚種ゲット

午前7時から10時まではキスやハゼがよく釣れた。外気温は冬だが、海の中はまだ晩秋の水温だからだろう。恵大くんが手のひらクラスのマコガレイをゲット。その後は食いが落ちたので昼に納竿とした。当日の釣果はキス、ハゼ、カレイの3魚種だった。

帰りに顔なじみの横江さん家族に会った。バケツの中では良型のキューセンが元気よく泳いでいた。12月だというのに夏の魚のキューセンが釣れるのだ。海水温が高いことを示している。急激に寒くならなければ、まだキスやハゼ、カレイが楽しめそうだ。

冬のターゲットに照準

魚は変温動物だ。一方われわれ哺乳類や鳥類は恒温動物。変温動物とは、周りの気温や水温の変化に自分の体温を変化・同調させる動物のこと。魚類やは虫類がその例だ。寒ければ寒いように、暖かくなればその外気温に体温を合わせる。

急に海水温が下がると、これに自分の体温を合わせるため数日間はじっとしてエサを食べないと言われる。水温が下がれば動作も鈍くなり、活発にエサを食べることも少なくなる。だから寒波が来て急に気温が下がると、数日は釣りに行っても釣果は望み薄。水温が安定したときを見計らって出かけたい。

堤防投げ釣りで良型キスにカレイをキャッチ【愛知・常滑りんくう釣り護岸】常滑りんくう釣り護岸でキャッチしたハゼ(提供:週刊つりニュース中部版APC・JOFI愛知・大田豊明)

海中は今、秋から冬に向かっている。冬のターゲットといえばアイナメ、クジメ、メバルだ。

最近りんくう護岸もゴミの放置が増えてきた。私は周りの切れたライン、使った仕掛け、飲み物の空き容器などを拾っている。特に鋭いハリの付いた仕掛けは危険だ。必ず持ち帰るようにしてほしい。釣り魚を釣るだけでは半人前、マナーとルールを守り、譲り合う心があってこそ一人前といえるだろう。

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<週刊つりニュース中部版APC・JOFI愛知・大田豊明/TSURINEWS編>

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常滑りんくう釣り護岸
この記事は『週刊つりニュース版』2023年1月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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