オニカサゴ一荷釣り

タナを小まめに取り直していると落とし込んだ瞬間にアタリがきた。アタリ連発で楽しい。今度こそオニカサゴかと思ったが当日2匹目のウッカリカサゴだった……。

夫婦揃ってのオニカサゴ釣りで本命4匹 『タコベイト』付きの仕掛けが的中2匹目のウッカリカサゴ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

しかし次の投入でオニカサゴを一荷釣り。

小型ながら本命をゲットして一安心(自作の仕掛けより市販品の方が釣れて複雑な心境だが……)。そのころ、妻はヒメを釣り上げる。

オニカサゴサイズアップに満足

数投後に、再びアタリが訪れた。水面に浮上したのは、またも綺麗な朱色の本命だ。しかもそれなりの大きさでテンションが上がる。船長にタモ取りしてもらって無事にゲット。

夫婦揃ってのオニカサゴ釣りで本命4匹 『タコベイト』付きの仕掛けが的中サイズアップのオニカサゴ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

エサを確認すると生サバに掛かっていた。夕飯の「しゃぶしゃぶ」が目に浮かぶ。その後も持ち込んだエサを色々試してみたが効果はなく、11時半に沖上がりとなった。

夫婦揃ってのオニカサゴ釣りで本命4匹 『タコベイト』付きの仕掛けが的中帰港中の妻(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

港には大船長がお出迎えで、妻は元気そうなお顔が拝めて喜んでいた。

当日の最終釣果とポイント

筆者:オニカサゴ3匹(21~33cm)、ウッカリカサゴ2匹(32~33cm)、ユメカサゴ2匹(11~13cm)
妻:オニカサゴ1匹(17cm)、クロムツ2匹(22~24cm)、ヒメ1匹(24cm)、ユメカサゴ3匹(11~13cm)

今回釣果に結び付いた点を自分なりに考察してみたので参考にして頂ければ幸いだ。

仕掛け

魚種を問わず妻のタコベイトを付けた仕掛けへの反応がよかったため、自作の仕掛けを諦めて、よりアピール力の高い市販品の仕掛けにかえたのが功を成したと思う。自作の仕掛けは5月に釣行した時はよく釣れたので自信があったが、やはり釣れている人の仕掛けを参考にするのが基本中の基本と改めて思った。

エサ

筆者と妻は2人でこの日、生サバでオニカサゴ3匹、カンコ2匹、クロムツ2匹、カツオレンジャーにはオニカサゴが1匹と生サバが威力を発揮。これからも生サバは欠かさずに持ち込みたいと思う。今回塩サバや生サンマ・塩サンマにオニカサゴはヒットしなくて残念。また使用に至らなかったサバレンジャーなどは次回の楽しみに取っておきたい。

タナ取り

船長のアドバイスによりタナを上げてからヒットが連発となり、タナ取りの重要性を再認識させられた。また小まめにタナを取り直したり、10mくらい巻いてから再び仕掛けを落とす所謂「巻き落とし」も効果的だった。

ダブル狙い

オニカサゴは同じポイントに複数いることが多い。アタリがあったら竿を大きく持ち上げて聞きアワセをした後に、追い食いを狙って手巻きでゆっくり数m巻いてから電動リールの巻き上げスイッチを入れるように心掛けた。今回小型とは言うものの狙い的中でしてやったり。