デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)は、Appleが提供する「Messages for Business」の「メッセージ・サービス・プロバイダ(MSP)」(※1)の認定を取得し、iOS標準アプリ「iMessage(Apple Messages)」を活用した企業向けメッセージングソリューション「EngageOne(エンゲージワン)」を開発しました。また、サービス第一弾として、法人向けSMS(※2)送信サービスを展開する株式会社メディア4uの「メディアSMS」と連携し、企業と生活者のコミュニケーションを促進するメッセージングサービスを開始しました。

Appleの「Messages for Business」は、iOS標準アプリ「iMessage(Apple Messages)」内に企業の公式アカウントを作成し、テキストや画像、動画など多様なフォーマットで生活者とコミュニケーションができるサービスです。現在国内シェア約7割を占める(※3)iPhoneなどAppleデバイスに標準装備されている「iMessage(Apple Messages)」を通したサービスであるため、他社メッセージングアプリとは異なり、事前インストールが不要で、ユーザビリティや既読率の高いことが特長です。また、Apple Payによるチャット内決済やマップなどのアプリ連携機能に優れているため、海外では既に多くの企業が問い合わせ対応や決済などの手段として導入しており、今後、日本においても導入企業の拡大が見込まれています。DACは、その可能性に着目し、「EngageOne」を開発するに至りました。

■「EngageOne」概要

「iMessage(Apple Messages)」を活用して企業と生活者のコミュニケーションを促進するメッセージングソリューションです。MSP認定パートナーであるDACが、「iMessage(Apple Messages)」内の企業公式アカウント作成や配信等をサポートすることにより、企業と生活者は、テキストメッセージはもちろん、画像や動画を含むリッチコンテンツを用いたコミュニケーションをとることが可能となり、Apple Payや各種予約などのApple機能と紐づいたサービスをシームレスに利用することができます。

DAC、「iMessage」活用メッセージングソリューション「EngageOne」を開発
(画像=『RTB SQUARE』より 引用)

DACは「EngageOne」サービス第一弾として、メディア4uの「メディアSMS」へのiOSへのリッチコンテンツ配信機能を本日より提供開始します(※4)。これにより企業や店舗は、コンタクト歴のあるiOSユーザー(生活者)の携帯電話番号を通じて、iMessage(Apple Messages)を活用した画像や動画などのリッチコンテンツを届けることが可能となり、より高い認知と顧客エンゲージメントを実現できます。

今後もDACは「EngageOne」の開発を継続し、CRM機能やCDP連携などの機能拡充に加え、DACのLINE対応メッセ―ジング管理ソリューション「DialogOne®」(※5)とも連携し、企業ニーズに応える形で高度化を図り、企業と生活者の1to1コミュニケーションを総合的にサポートできるよう取り組んでまいります。

(※1)Appleのメッセージ・サービス・プロバイダについて:

(※2)SMS:ショートメッセージサービス。電話番号宛に送受信できるメッセージ機能。

(※3)Statcounter Global Stats 2021/10:

(※4)2022年12月1日:株式会社ファブリカコミュニケーションズ「業界初!Apple Messages for Businessから RCS/SMSへシームレスに連携するメッセージングサービスをリリース」

(※5)「DialogOne®」は、コミュニケーションプラットフォームであるLINEと連携した、メッセージング管理ソリューションです。企業が保有する顧客情報とソーシャルアカウント情報などを掛け合わせ、LINEをより高度に活用することが可能です。豊富な導入実績を誇り、網羅的な機能と高い技術力を生かしたカスタマイズで 企業のCRM施策を総合的に支援します。

提供元・RTB SQUARE

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