ボートアジングではアタリが多く、ワームが切られて消費量が多くなる。そんな悩みを抱える人のために、ワーム延命に役立つアイテムを紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
ボートアジングの特徴
ボートアジングは陸っぱりよりも数釣りがしやすく、アジング入門者でも釣果に期待できる。また大きなアジが狙いやすいのも魅力で、30cmだけでなく、40cmオーバーが釣れることもある。数釣りだけでなく、型狙いにチャレンジしてみたい人は、ぜひボートアジングに行ってみてほしい。
アタリが多くてワームが切られやすい
ボートアジングではアタリが連発することも多く、ワームがすぐにボロボロになってしまいやすい。吸い込み系バイトのアジでは、特にワームのフックを抜き差した部分が裂けやすい。また昨今ワームも価格が高くなっているため、ワームを延命し、節約してボートアジングを楽しみたい。
近年では冬でもフグがいる
ボートだけでなく、陸っぱりでも厄介ものとなるのがフグ。フグは可愛い見た目とは裏腹に、ワームを噛み切り、ボロボロにする。フグがいるときにはアタリが手に伝わらなくてもワームがなくなってるなんてことも少なくない。フグがワームを噛み切ると大体テールだけなくなることが多い。残ったワームボディだけなにかに使い回せると、さらにボートアジングのコストカットにつながると考える。

ワームの延命に役立つアイテム2選
では、そんなワームの延命に役立つアイテムを紹介する。
接着剤
ワームが複数回フックからズレると、穴が広がり使えなくなることがある。そんなことを避けるためには接着剤が最適だ。接着剤はジグヘッドとワームをくっつけるために使用する。

使い方としては、ジグヘッドにワームをセットして、ヘッドとワームの接地面を固定するように接着する。すると、ワームがズレにくくなり、長持ちするようになる。特にアタリが無数にあるときにおすすめの方法で、自宅で複数個用意してボートアジングに臨むと、手返しアップにもつながる。
接着剤を使用するとワームローテーションをしにくくなるので、アタリワームがわかってから釣り場で接着するのもありだ。
接着剤を購入するときは低粘度で速乾性が高いものを選ぼう。粘度が高いとジグヘッドとワームをうまく接着しにくく、速乾性が低いと釣り場で使用できない。その2点に注意して接着剤を選んでみてほしい。

ワーム補修液
接着剤を使用してもワームが裂けて、使い物にならなくなるときがある。そんなときにはワーム補修液を使用しよう。ワーム補修液はワームが裂けた部分に塗ると、裂け目を補修できる。ワーム補修液は補修した部分が硬くならないのも魅力的。補修を繰り返してもワーム本来の動きが損なわれにくく、狙った動きでアジにアピールできます。

それでもワームボディの裂け目が広がったときには、テールだけ使用する方法もある。それがフグに噛み切られてワームボディだけ残ったワームとテールをくっつける方法だ。ワームの見た目がかなり斬新になるが、それでも釣果が出る。面白いので、ぜひ試してみてほしい。
