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ウォール街のヨーダことブラックストーンのバイロン・ウィーン副会長が1月4日、4年連続でジョー・ジドル最高投資ストラジテスト氏と共に2023年版のビックリ10大予想を発表しました。

ウィーン氏にとって38回目となる今年、以下の10項目を挙げています。一般の投資家が定義する”ビックリ=サプライズ”な出来事は30%の確率で起こること、ウィーン氏の場合は50%以上と定義していますが、どのような内容か、早速みていきましょう。

Byron Wien氏 Blackstone HPより metamorworks/iStock(編集部)

1)2024年米大統領選で、民主党と共和党それぞれからニューフェイスが登場。

2)Fedは金融緩和への転換を棚上げし、FF金利誘導目標をPCE価格指数を上回る水準まで引き上げ、実質金利はプラスへ反転。

3)Fedはインフレ退治に成功するも引き締め寄りな金利水準が長引き、米国は穏やかな景気後退入りへ。

チャート:NY連銀の試算では22年11月時点での1年先の景気後退確率は38.1%、サインが点灯する25%超え

rs1 (作成:My Big Apple NY)