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廃校というノスタルジー空間での非日常体験
最後に

廃校というノスタルジー空間での非日常体験

「この水族館の特長は、展示している魚たちがほとんど室戸産だということです。売り物にならない魚や珍しい生き物を漁師さんたちがほぼ毎日持ってきて、無料で提供してくれるんです。この水族館は漁師さんたちのおかげで成り立っていると言っても過言ではありません。

一般的な水族館は展示する魚をまず決めてから手配しますが、うちは漁師さんが漁を終えて持ってくるまで何が入ってくるかわかりません。魚をどう展示するかも来てから考えるんです。魚同士の相性もありますから、クラス替えもよくあります。うちは生徒の顔ぶれがどんどん変わっているので、毎週来ても飽きないと言う人もいます!」

若月館長と話しているとまるで、小学校の先生と話しているような気分になりました。

生徒たち、いや魚たちに対する愛情がひしひしと伝わってきます。ちなみに、新入生の魚や生き物が入ってきたら、一定期間展示された生徒たち(魚たち)は、海に帰されるそうです。

季節ごとに新しいお魚が転校してくる学校。それがむろと廃校水族館なんですね!

廃校というノスタルジーを感じる空間で、現実ではありえない非日常を味わうことができる他にはない水族館です!

初めてのひがしこうちで大満足!おすすめスポット「ごめん・なはり線とむろと廃校水族館」
(画像=『たびこふれ』より引用)

むろと廃校水族館

■住所:高知県室戸市室戸岬533−2
■電話番号:0887-22-0815
■営業時間:4月~9月 9:00~18:00/10月~3月 9:00~17:00

最後に

懐かしい机や椅子もそのままに、今学校に通っているみなさんも、ずっと昔に卒業してしまったみなさんも再び通える学校となっています。ぜひ皆様お越しください。

むろと廃校水族館へは、レンタカーが便利です。

文・写真・むらキョン/提供元・たびこふれ

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