タイ第2の都市チェンマイは旅行者に人気の高い街です。城壁跡に囲まれた旧市街地には古い寺院が数多く保存されており古都の風情を感じることができます。また、周辺の山岳地帯には少数民族の村が点在しており、様々な伝統文化に触れることができます。チェンマイ旅行といえばやはり"寺院&少数民族の村巡り"が定番なのではないでしょうか。
そんな中で、多くの旅行者から根強い人気を保っている場所があります。中心部から車で40分程、ドイステープ山麓に広がるチェンマイ動物園です。広大な敷地面積を持つこの動物園には300種とも400種ともいわれる動物たちが生息しています。しっかり観て回れば丸一日あっても足りないような、スケールの大きな動物園です。

異なる料金体系
旅行者ばかりでなく、休日には多くのチェンマイ市民も訪れる動物園。動物園内には水族館も併設されており、こちらも人気です。

動物園と水族館はそれぞれ別料金になります。また、各料金はタイ人(及びタイ在住外国人)と外国人旅行者とで異なります。外国人旅行者料金の方が割高になるという仕組みは日本人の感覚としては腑に落ちない感もありますが、タイの観光施設等では割と一般的です。在住者の場合、ワークパーミット(労働許可証)やタイの運転免許証等を提示すれば在住者として認められます。


動物園と比べると水族館の料金が高く設定されています。山間部の都市において、水族館がいかに希少な存在であるかということを示しているように思われます。
300種以上の動物たち
チェンマイ動物園の印象として先ず感じるのはその"広さ"ですが、動物との距離の"近さ"も特徴的だと思います。

カバに餌やり。

キリンに触れます。

さすがにライオンには触れません。それでも柵がないので近く感じます。

シマウマにも餌やり。

コアラもいます。

オランウータン、餌をよこせと積極的にアピールしてきます。

動物と身近にふれあえて子ども達は大喜びです。