待望の青物顔見せ
そして午後3時、ラストチャンスを求めて再び青物ポイントへ。白石グリもそうだが、この冠島周辺の青物は日が傾きだしてから急激に活性が上がることが多い。
それを裏づけるようにすぐに岡本さんにヒット。上がったのはハマチだったが、全員のやる気は一気にアップ。続けて渡邉さんもワラサをヒット&キャッチ。
![オフショアジギングでちびっ子アングラーが8kg寒ブリ釣りあげた【福井】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/12/20230106cb3106.jpg)
ここでこの日のドラマが……。昼寝していた松井ヒロキ君がのそのそ起きてきて、パパの隣でジグをボチャン。底まで落として軽快にシャクり始めた途端、ドカンとロッドが曲がった。
8kg級極太ブリ浮上
リールのドラグがうなりを上げ、ラインが吐き出される。明らかにワラサとは違うパワーに、必死で耐えるヒロキ君。すかさずパパが後ろでライフジャケットをつかんで、海に落ちないようにサポートする。
![オフショアジギングでちびっ子アングラーが8kg寒ブリ釣りあげた【福井】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/12/20230106cb3103.jpg)
ファーストランが止まったところで、ヒロキ君がショートポンピングで反撃。だが魚も必死だ。さらに数回突っ込まれたが、徐々に距離を詰めていくと海面下にぼや~っと魚影が見えた。
全員が「でかい!」。すかさず船長がネットインしたのは、丸々とした極太の寒ブリだ。長さは80cmちょっとだが、胴回りの太さがすごい。戦いに勝利したヒロキ君、ぐったりしていたが、すぐに起き上がって記念撮影。8kg近いブリをひざの上に乗せ、しばし船上は撮影会となった。
ちびっこジガー大活躍
その後、私にもワラサがヒットしたが、あのブリを見た後ではうれしさ半減。そして午後4時半に終了となった。
この日はちびっこジガーが大活躍した一日となり、朝から気合入りまくりの大人たちは面目丸つぶれだった。
日本海ジギングは、これから青物の盛期を迎える。出船率は下がるが、ナギに恵まれれば脂の追ったブリやワラサが狙える。寒さに強いアングラーはぜひ挑戦を。
![](http://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2021/10/wpec1.jpg)
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<週刊つりニュース中部版 谷川智/TSURINEWS編>
▼この釣り船について
あみや渡船
出船場所:若狭大島
あみや渡船
出船場所:若狭大島
この記事は『週刊つりニュース版』2023年1月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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