三度目の正直でガッチリゲット
船長は常に海底の状態を観察しながら「カケアガリに差しかかりました。根掛かり要注意」とアナウンスしながら、ここぞと思うポイントを次々と攻めていく。
左隣で竿を握る常連の星野さんは、巻き上げ途中で2回バラしたが、三度目の正直でガッチリと掛けて、良型を掲げてVサイン。
![船エギタコ釣りで4.2kg大型マダコ堂々浮上【茨城】 2kg級良型が続々](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/12/20221223_kt0202.jpg)
トモ2番に座る釣友の伊澤さんも良型をゲットし、「これで正月用は確保できたよ」とホッとした表情。
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4.2kg大物浮上
「今度こそはこちらの番だ」と、これぞと思うエギカラーにチェンジして懸命に小突きを繰り返す。すると、竿先に微妙なアタリ。はやる気持ち押えつつ5秒ほど小突き続けたろうか。力強くあおり上げると、ズシッと確かなタコの乗り感触。この感触がエギタコ釣り特有の釣趣だ。
かなりの重量感だが、電動リールは着実に巻き上げていく。あまりの快調さに、思わず口笛を吹きたくなる衝動に駆られたが、残り8mのところでファッと軽くなった。タモを手にして待機してくれた船長もがっかり。
帰りがけに寄った船長秘蔵のポイントは、渡りタコの集結場所らしく、船中ダブル、トリプルヒットを連発。左舷胴の間では目を見張るような大ダコも登場し、仲乗りの阿部さんが天ビンを掛けると、何と4.2kg。洗濯ネットに収まらないほどだった。
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マダコ良型連釣
中村さんも2kg級を取り込み、「同サイズが2尾揃ったからこれで十分だよ」と大満足の笑顔。
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右舷ミヨシ2番の地元・鹿島の櫻井さんも良型本命で締めくくり、「今日も存分に楽しませてもらったよ」と笑顔で11時の沖上がりを迎えた。
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渡りダコのシーズンは1月いっぱいまで期待
船中の釣果は0.3~4.2kgマダコ0~5尾。竿頭は町田さん。
帰港後、船長に今後の見通しをうかがうと「シーズンイン当初のような数はあまり望めないが、これから渡りダコのシーズンで、1月いっぱいは十分に期待できるよ」とのこと。ぜひ、渡りの大ダコにチャレンジされてはいかがだろうか?
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<週刊つりニュース関東版APC・大村 隆/TSURINEWS編>
桜井丸
出船場所:鹿嶋市・鹿嶋新港