優れた機能性と、シンプルかつお洒落なデザインで、日本のスマホユーザーにおいて約半数のシェアを誇るApple社の「iPhone」。多くの人が普段何気なく使っているiPhoneだが、安全に端末を利用するには、自分自身で個人情報をしっかりと管理していく必要がある。
2022年12月24日に投稿された、あとぺ@iPhoneおトク情報@atope_bnplさんの「コレやらないと危険です。iPhoneを自分の名前にしている人が多すぎる。買ったときApple IDと同じ名前になるから、変えないと本名バレます。スタバでMac開いてWiFi繋ごうとしたら本名がでてビックリ。【設定 → 一般 → 情報 → 名前】ですぐ変えられます。AirDrop も変えればもっと安心。やり方は【設定 → 一般 → AirDrop →「受信しない」か「連絡先のみ」】にする。むかし他の人に勝手に画像を送りつけるAirDrop痴漢が流行ったから注意して」というツイートには、6900件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介します。
iPhoneの「名前」を変更する方法!
それではさっそく、iPhoneの名前の変え方について詳しく解説します。
まずは、「設定」アプリから、「一般」を選択する。

次に「情報」の項目の一番上に出てくる「名前」の個所をタップ。


すると、iPhone名を編集することが出来るようになるので、こちらを本名以外に設定しなおそう。



「名前」の欄が初期設定のままの場合、購入時の本名が登録されていることが非常に多い。iPhone名が本名だと、外出先でWi-Fiを接続する際や、AirDropの受信範囲を「すべての人」に設定している場合などに、意図せず周囲に自分の名前が知られてしまう危険性がある。そのため、これからiPhoneの購入を検討している方も、すでにiPhoneを使い始めている方も、「名前」の設定は必ず本名以外にするのがオススメだ。
本名が周りにバレることの何が怖いかというと、たとえばiPhone名が女性の名前だったりした場合、AirDropの機能を悪用して、意図的に知らない人から卑猥な画像が送られてくるという被害が実際に起こっている。
筆者も以前、西武池袋線の池袋駅で、このような「AirDrop痴漢」の被害にあったことがあるのだが、誰が自分へ送りつけたのかがまったくわからない恐怖に加え、iPhoneという個人所有のデバイスにおいて、周囲の誰にも知られずに、ひっそりと行われた痴漢行為を、突然一人で抱え込むことになったのが、意外と精神的にショックだった。