みなさんこんにちは。歴旅ライターまえてぃーです。
今回は鳥取県鳥取市にある「白兎神社」についてご紹介します！
白兎、と書いて「はくと」と読みますが、漢字の通り、白いウサギにまつわる神社なんです。いったいどうしてウサギが関係しているのか、、、それを知った時、きっとみなさんもこの白兎神社に行ってみたくなりますよ。
それではいってみましょう。
白兎神社とは
白兎神社は鳥取県の日本海側に位置する「白兎海岸」のすぐ側にある神社です。
日本最古の書物「古事記」に記されている日本神話「因幡の白兎」に登場する「白兎神」を主神とする由緒ある神社です。そして、この因幡の白兎神は、出雲の大国主命(おおくにぬしのみこと)と因幡の八上姫(やかみひめ)との縁を結んだとされ、日本で最古の縁結びの発祥地として現代では、「恋人の聖地」として認定されました。そして今では人気急上昇の縁結びスポットとなり、若い人たちも多く訪れるようになったそうです。
因幡の白兎伝説とは
さて、さきほどから出てきている因幡の白兎伝説とはいったいどのようなものなのでしょうか？少しご紹介します。
その昔、大国主命(おおくにぬしのみこと)の兄弟たちは、因幡の国へ行く途中、毛をはがされたウサギに出会いました。いじわるな兄弟は困っていたウサギに、「海の水で体を洗い、風の吹く高い山のてっぺんで乾かしたらいい」とウサギに言いました。ウサギが言われたとおりに海の水で体を洗うと、体がヒリヒリとしみ、痛いこと痛いこと。
そこへ遅れて通りかかった大国主命がウサギに「どうしたのか」と聞くと、ウサギは「私は島から何とか因幡の地へ渡りたちと考え、ワニザメを騙し、その背を踏んでやってきたのですが、それがバレて毛をむしり取られてしまいました。その上、あなたの兄弟の言うとおりにしたら、今度は体中が痛くて。。。」と話しました。大国主命は「早く真水で体を洗い、ガマの穂をつけてごらん」とウサギに言いました。言われたとおりにしたウサギは、元のキレイな体に戻ることができました。その後、助けられたウサギは、大国主命に神代の美女「八上姫」と結ばれる予言をし、ウサギの言う通り大国主命と八上姫は結ばれました。（鳥取市観光ガイドを参考）。
小学校の教科書にも載っていることから、聞いたことがあった人も多いのではないでしょうか？このことから白兎神社にはウサギをモチーフにしたものが多く、また縁結びスポットして有名になりました。
そして、縁結びだけではなく、皮膚病、傷疾にもご利益があると言われています。
