■大晦日の儀式にヒントがある?

(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)
大昔の日本人は「元日に神様が来る」ことを信じていたため、その前日にあたる大晦日には神様へのお供えとして餅や魚などの食べ物を用意していたという。そして、そのお供えを元日に神様と共にありがたく食していた。
やがてその習慣が時代を経て「お雑煮」になったのではないかといわれている。なお、室町時代の鈴鹿家記に「雑煮」という単語が初めて登場するが、実際にはこれより前から食べられていたのは間違いないだろう。
このように稲作信仰で発展した日本ならではの食品「餅」は、古来から「ハレの日」には欠かせない縁起の良い存在として私たちの人生に欠かせないものとなっている。
近年では正月に餅を食べないという人も増えているが、一年が始まる元日や松の内が明けた1月11日の鏡開きには、美味しく餅を食べて縁起の良いスタートを切りたいものだ。
提供元・男の隠れ家デジタル
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