青い海に白い砂浜、どこまでも続く青い空。夏の旅先として人気の高い沖縄ですが、オンシーズンでは見られない新たな沖縄の魅力を発見するなら、冬の沖縄を旅してみましょう！ ここでは、冬の沖縄観光がおすすめの理由と、その楽しみ方を詳しく紹介していきます。
冬の沖縄観光がおすすめの理由
冬の沖縄観光というと、どんなイメージでしょうか。オフシーズンだからこそのメリットがあります。
旅行代金が安い
冬の沖縄旅行は、何と言ってもその費用の安さが魅力です。もともと旅行代金というのは季節によって変わるのが一般的で、沖縄の場合にはゴールデンウィークや7月、8月が一年で最も高く、年末年始の期間を除いた冬場は比較的安い費用で旅行をすることができます。沖縄までの飛行機代はもちろん、現地での宿泊費もオフシーズンはリーズナブルになるため、いつもより少し高めの宿泊施設に泊まりやすくなるという場合も！ 沖縄には部屋数の少ない小さな宿泊施設も数多くありますが、人気の高いところはハイシーズンの予約確保が至難の技。そうした人気の施設も、オフシーズンなら宿泊のチャンスがありそうです。
観光客が少なく過ごしやすい
ハイシーズンを迎える夏の沖縄には、国内外から実にたくさんの観光客がやってきます。そのため、人気のビーチや観光地スポットなども大変な混雑で、せっかくの旅行なのにイライラしたり、思った以上に体力を消耗してしまうことも......。その点、冬場のオフシーズンでは、観光客が少ないため、スムーズに観光地を回ることができます。夏場はたくさんの人で賑わう国際通りや美ら海水族館も、オフシーズンは比較的人の流れもゆっくりです。自分のペースでお土産物巡りをしたり、沖縄らしいゆったりとした時間の流れを楽しむことができます。
暑すぎず過ごしやすい気候
本州では季節が秋から冬に移り変わる11月～12月。少しずつ朝晩の冷え込みが厳しくなり、冬の足音が聞こえて来る頃ですが、沖縄ではどうでしょうか。沖縄の平均気温は11月が22℃、12月が18℃。夏場と比べると気温がかなり低くなりはじめていますが、それでも天気の良い日中は過ごしやすく、ゆっくりと観光を楽しむのにぴったりの季節です。冬の沖縄では、気温の変化に合わせて調節できるように着脱のしやすい服装にするのがおすすめ。11月後半以降は寒気が入ってくることも多く、肌寒さを感じることもあるため、薄手のコートは忘れずに持参しましょう。
冬だからこそ行くべき沖縄の観光スポット
沖縄と言えば夏！ のイメージですが、冬の沖縄にも見どころはたくさんあります。冬だからこそ行くべき沖縄の観光スポットをご紹介します。
青の洞窟
沖縄随一のダイビングスポットとして有名な「青の洞窟」。海水の侵食によって作り出された洞窟で、洞窟内部の海面が太陽の光を反射して青く輝くことから名付けられました。夏場は国内外からたくさんの観光客が訪れて、シュノーケリングやダイビングを楽しむ人で賑わっていますが、冬なら比較的人も少なく、ゆったりと満喫することができます。また、冬場は水温が下がってプランクトンが少なくなり、海の透明度が高くなるため、より鮮明に海中の神秘的な世界を楽しむことも。冬にしか見ることができない海の生物に出会えるのも、この時期ならではの魅力です。
住所：沖縄県国頭郡恩納村字真栄田469－1
アクセス：那覇空港から車で約1時間（有料駐車場あり）
冬の桜
日本一桜の開花が早いことでも有名な沖縄。冬の桜を楽しめるのも、この時期に沖縄を旅する魅力のひとつです。特におすすめなのは、沖縄北部・八重岳の中腹に位置する「八重岳桜の森公園」。公園までの沿道にはおよそ7,000本もの桜が植えられていて、満開の頃には圧巻の美しさです。1月中旬～2月上旬には「もとぶ八重岳桜まつり」も開催されています。
住所：沖縄県国頭郡本部町字並里921 番地
アクセス：那覇空港から沖縄自動車道等利用でおよそ2時間
