マーサインターナショナルが、日本製腕時計ブランド“MASTER WORKS(マスターワークス)”の取り扱いを開始した。

マスターワークスは2018年に生まれた時計ブランドで、世界各地の優れた工房やメーカーを見出し、素材、商品の供給や支援を受けて職人たちのマスターピースを集結。それらを組み合わせてジャパンクオリティの傑作を生み出すことを目的としている。
デザインはディエゴ・ボトガー氏によるユニークで洗練されたもので、ケーストップから文字盤への開きを大きくシンプルに見せ、特徴のある造形のラグでの4ピース構造を生み出している。
マスターワークス最大の特徴であるこの4ピース構造は、トップリング(ベゼル)、ハウジング(ケース)、ラグ、裏ブタの通常一体となっている4部品を独立させて組み立てている。ケースを4つの部分に分けることにより、見た目の美しさや、自由かつ独特なケースデザインを実現したものだ。ケース素材には高品質ステンレス316Lを使用し、パーツによってポリッシュ、ヘアブラシ、サンドブラストの磨き分けを行い、特にベゼル部分はヘアブラシ下部4ミリのみ鏡面磨きにすることによって立体感を演出している。

ムーヴメントも日本製を採用し、特に自動巻きモデルはセイコーエプソン製の通常は外販されないものを搭載。セミスケルトンのダイアルから視認できるムーヴメントは、40時間パワーリザーブとそのインジケーターも備える。イタリア中部ボローニャ郊外の有名時計革バンド専門工房にてすべてハンドメイドで生産されたストラップも装着感が良い。
価格帯は1~3万円台と非常にリーズナブル。洗練されたデザインを考えると非常に魅力的なラインナップで、メイドインジャパンにこだわる時計ユーザーは注目しておきたい。

【問い合わせ先】マーサインターナショナル TEL:03-5541-0170
提供元・Watch LIFE NEWS
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