私たちはコップやグラス、カップを使って飲み物を飲みますが、この3つはどんな違いがあるのかご存知ですか?
ここでは、コップ・カップ・グラス、それぞれの語源や違いについてみていきましょう。

コップ・カップ・グラスの違い

なにか飲む時に使う「コップ」「カップ」「グラス」にはどんな違いがある?コップの語源はカップなの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

まずはコップ・カップ・グラス、それぞれの違いについてみていきましょう!
形状と素材の違いによって3つに分類できます。

取っ手の有無と素材がポイント

コップ・カップ・グラスの見分け方のポイントは、まず取っ手の有無です。
そして何で作られているのか、素材によって判別できます。
3つの特徴について、以下にそれぞれまとめました。

コップ

コップは、飲み物を入れる容器全般を指します。
つまりコップというジャンルがあって、その中に以下で紹介するカップやグラスが含まれる構図ですね。
よって飲み物を飲む際に「コップを取って」と言えば、まず間違いないということになります。

カップ

カップは、取っ手のあるコップを指します。
一般的に。温かい飲み物を飲むために使われます。
コーヒーカップやティーカップ、それにマグカップといいますよね。
コーヒーも紅茶も一般的に温かい状態で飲むので、カップを使うわけですね。

グラス

グラスは、取っ手のない飲み物のための容器です。
また素材にも定義があり、通常はガラス製のコップをグラスと呼びます。
それもあって、グラスは耐熱性のものでもない限り冷たい飲み物を飲むために使われます。
ワインを入れるコップはワイングラスといいますよね。
取っ手の付いていないガラス製の容器をグラスと呼びます。

コップの語源は?

なにか飲む時に使う「コップ」「カップ」「グラス」にはどんな違いがある?コップの語源はカップなの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

ここからはコップの語源について見ていきましょう。
コップを英語と思っている人もいるかもしれませんが、実際はオランダ語由来の言葉なんですよ!

英語のカップじゃなくてオランダ語

コップとは、英語の「Cup(カップ)」がなまったものと思っている人もいるかもしれません。
しかし正確には、「Kop(コップ)」というオランダ語がルーツなのです。
Kopとは、取っ手の付いていない容器を指す言葉です。
材質は問わず、取っ手が付いていなければKopと呼ぶことができます。
コップという言葉が日本で使われるようになったのは、江戸時代のことです。
当時日本は鎖国をしていて、外国との交易を禁じていました。
しかし、オランダ人との貿易は行われていました。
この中でガラス製品がヨーロッパから入ってきました。
その際にオランダ語のKopが、飲み物を飲む容器として日本でも使われるようになりました。

グラスは英語由来

なにか飲む時に使う「コップ」「カップ」「グラス」にはどんな違いがある?コップの語源はカップなの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

グラスは英語の「Glass(グラス)」から来ています。
Glassとはガラス製で、取っ手の付いていない器のことを指します。
ガラスに熱い飲み物を入れると、割れる恐れがありますよね。
このため冷たい飲み物しか入れられず、冷たい飲み物専用のコップとなっています。。

タンブラーは元々グラスの一種

近年タンブラーに飲み物を入れて、街中を歩いている姿を見かけますよね。
正確には「タンブラーグラス」と呼び、グラスの一種に分類されます。
ちなみにタンブラーの意味は、「倒れるもの」とか「転ぶもの」です。
タンブラーはもともと獣の角などで作られていました。
角は先が尖っていて、安定しませんよね。
その特徴から来た名前というわけです。

カップは英語由来

なにか飲む時に使う「コップ」「カップ」「グラス」にはどんな違いがある?コップの語源はカップなの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

カップは英語の「Cup(カップ)」から来ています。
Cupとは、取っ手の付いている陶磁器製の容器を本来指します。
しかし、日本では陶磁器以外でも耐熱性の素材で作られた、取っ手付きの容器もカップと呼びます。
材質関係なく、取っ手が付いていればカップと呼んでも問題ありませんよ。

カップは範囲が広い

カップは飲み物用の容器以外でも幅広く使用されますよね。
「優勝カップ」という言葉を聞いたことはありませんか?
大会などで優秀な成績を収めたとき、カップが授与されることもありますよね。
そんな優勝カップの起源は、古代ギリシャにまで遡ります。
戦争に出た兵士は、敵兵の頭蓋骨を戦勝品として持ち帰りました。
勝利を祝うために、頭蓋骨を加工したものが優勝カップのルーツとされています。
そこから歴史が流れ、最大の功労者がお酒を入れてふるまうために、カップを使用するようになったそうです。
よく見ると優勝カップには取っ手がついていますよね。
取っ手がついているので、「カップ」と呼んでも定義上間違いないわけです。

まとめ

なにか飲む時に使う「コップ」「カップ」「グラス」にはどんな違いがある?コップの語源はカップなの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

コップ・カップ・グラスの違いは取っ手の有無、そして何で作られているかその素材となっています。
取っ手が付いていて温かい飲み物を飲むなら「カップ」、取っ手が付いていなくて冷たい飲み物を飲むガラス製の容器は「グラス」と区別します。
そして、コップは飲み物を入れる容器全般となります。
これはカップなのかグラスなのか、どう呼べばいいか迷ったら「コップ」と呼ぶのが無難ということですね。

提供元・FUNDO

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