リネンを軸とした天然素材にこだわり、⽇本のものづくりだからこそ⽣み出せる、⾵合い豊かな質感や奥深い⾊味などを⼤切にしながら、トラッドやワーク・ミリタリーといった普遍的な要素を持ったアイテムに落とし込む「CONFECT(コンフェクト)」。
1⽉2⽇(⽉)より、新年第⼀弾の新作となるヘビーリネンツイルミリタリージャケットと、パンツの2型をCONFECT 各店とオンラインショップにて発売する。
メインシーズンとは違った、分厚い⾼密度クロスによるリネン
夏素材として親しみのあるリネンだが、⽷や⽣地、加⼯の仕⽅次第では、四季のある⽇本の気候にマッチさせることができ、さまざまな時節でリネンの服を楽しむことが可能だ。
真冬からゆっくりと春に向かう、新春の折。この時期だからこそ、リネンの真の魅⼒に出会うことができるというもの。太番⼿で⾼密度製織のリネンの服が、それを可能にしてくれる。
分厚いリネン⽣地の服だからこそ、屈伸に合わせたシワが刻まれ、記憶される。着終わってハンガーに掛けた後でも、服は⽴体形状を残す。そこには、まるで着る⼈の体を覚えたかのような体験が待っている。
⾊彩を削ぎ落とした⿊により、艶やかさが増す
⽷密度があることで、艶が増したヘビーリネンツイル。ブラックカラーがもたらした、⾊気にも感じられる上品な顔つきである。
ミリタリーウェアに落とし込まれていた「仕⽴て」の要素を取り⼊れたセットアップは、セミドレスを思わす小綺麗な装いから、⼤⼈らしい遊びを取り⼊れたい⽇常使いのユニフォームとしてイメージが膨らむ仕上がりになった。
モチーフは、60年代の英国ミリタリーの個体。前振り袖を構成する2枚袖仕⽴てや⾝頃パーツのわずかなシェイプなど曲線を多⽤。
⽐翼仕⽴て、両脇に傾けたポケットワークなど、そのまま取り込んだ古いディテールと、リネンの素朴な表情とのコンビネーションも魅⼒深い。
ウエスト周りに、メンズ服の端正な顔⽴ちが現れたミリタリートラウザーズ。複数の軍物パンツから調合し、ヘビーリネンの質量が齎す⽣地の流れを⽣かすシルエットを重視して形成している。
深いインタックとクリーズラインが繋がり、主役級の存在感を持つ⼀本に仕上がった。
リネン素材をはじめとした上質な天然素材を使用し、着心地や素材感にとことんこだわるCONFECTの服。この服で冬に着るリネンの服の魅力に触れてほしい。
(akihiro takeji)