こんにちは。今回は極寒の地として名高い『南極大陸』についてご紹介しようと思います。

大迫力の南極の氷山と、愛らしいペンギンでほっこり癒される♪
(画像=『たびこふれ』より 引用)

意外と思われるかもしれませんが、南極へはツアーで行けるんです。南米大陸アルゼンチンの最南端の町『ウシュアイア』から、かのダーウィンが世界一周航海をした経路でもあるビーグル水道を進み、ドレーク海峡を縦断。航海中はクジラやアザラシなどが私たちを迎えてくれ、その後南極収束線を越え、いざ南極大陸へ上陸です。

大迫力の南極の氷山と、愛らしいペンギンでほっこり癒される♪
(画像=『たびこふれ』より 引用)

南極に到着後、人懐っこいペンギンたちが長旅に疲れたあなたを癒してくれます。好奇心旺盛なペンギンたちは、天敵の少ない環境であるがゆえの警戒心の薄さと、同様に直立している人間に対して友好的な態度をとることから、人間のすぐそばまで近付いてくることがあるのです。12月半ばにはペンギンの卵がかえるので、それくらいの時期に行くと愛くるしいペンギンの雛が見られるかもしれません。

愛くるしいペンギンたちとは対照的に、南極にあるテイラー氷河にはまるで血が流れ出したような『血の滝(Blood Falls)』があります。テイラー氷河が海に張り出していた150~400万年前、海水とともに閉じ込められた微生物たちが数百万年にわたり鉄分を分解し、赤茶色の水が流れるようになったのだといいます。白い氷原に青い空、そこに真っ赤な水が流れるというコントラストは、見るものの心を奪っていくことでしょう。  世にもショッキングな"血の滝"は、顕微鏡でしか見えないほどの小さな微生物が閉じ込められ、懸命に生きようとした活動の証なのでした。

文・写真・世界の絶景編集部/提供元・たびこふれ

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