パナマ・ゲイシャコーヒーを45㎏2980万円の過去最高価格で落札 サザコーヒー鈴木太郎社長がパナマ大使から記念トロフィー授与
12月16日、記念トロフィーが授与されるサザコーヒーの鈴木太郎社長(右)とパナマ共和国のカルロス・ペレ駐日大使(画像=『食品新聞』より 引用)

 サザコーヒーの鈴木太郎社長は12月16日、「サザコーヒーKITTE丸の内店」(東京都千代田区)で開催されたコーヒーフェスティバル「パナマ・ゲイシャまつり2022」でパナマ共和国のカルロス・ペレ駐日大使から記念トロフィーが授与された。

 「パナマ・ゲイシャまつり2022」は、パナマコーヒー品評会「2022Best of Panama」で最高位を獲得したゲイシャコーヒーをサザコーヒーが約45㎏・約2980万円の過去最高価格で落札したことを記念して開催され、19日までの開催期間、パナマから到着したばかりのサザコーヒーが落札したパナマ・ゲイシャコーヒーを破格のワンコイン(500円・2オンスカップ)から販売した。

 最高峰とされるコーヒーの味を手の届きやすい価格で多くの人に知ってもらうことで、コーヒーへの探求心を刺激しコーヒー文化の醸成やコーヒー市場の拡大を図るのが狙い。

 トロフィーを授与された鈴木太郎社は「1杯あたり1万円程度の原材料費がかかるが、おいしいコーヒーで多くの人と“しあわせの共有”がしたい」と語った。

 一方、カルロス・ペレ駐日大使は「パナマのゲイシャコーヒーは世界中の人から購入されたいと思われるコーヒーに成長した。それは鈴木社長のおかげで、オークションで高値をつけてもらうことで、パナマの生産者がもっといいコーヒーをつくろうというきっかけになったと思う」と鈴木社長に感謝の意を表した。

提供元・食品新聞

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