初心者がゴルフ競技を楽しむ時に気をつけておきたいのが、基本的なルールです。きちんとルールの原則を守らないと、他のゴルフプレーヤーに迷惑をかける可能性があります。本記事では、ゴルフの最新ルールをご紹介。基本ルールを守って、ゴルフラウンドを楽しみましょう。
ゴルフはルールが重要!
老若男女問わずチャレンジしやすいと言われている、ゴルフ。打ち方などの基本的なレッスンを終えたら「そろそろラウンドに行きたい」と思うようになりますよね。初心者がラウンドに出る前に注意しておきたいのが、基本的な競技ルールです。
2019年より新ルールに改正された
実は、2019年より、いろいろなルールが改正されました。古いルールだけが頭に入っていると、ゴルフ中にミスをしてしまう可能性があります。2019年の改正後に用いられている最新ルールを確認しておけば、初心者も不安になることなるゴルフ競技を楽しめるでしょう。
新ルールを覚えてゴルフコースを楽しもう
本記事では、最低限知っておきたい基本情報をご紹介します。「このルールさえ覚えておけばOK」と考えられる原則を集めたので、新ルールを覚えたい時に役立ててみてください。
また、誰もが気持ちよくゴルフをするために必要なマナーについても解説します。ルールだけでなくマナーも把握しておくことで、ゴルフはより楽しくなるはず。ぜひ、ルールとマナーを頭に入れて、ラウンドへ出ましょう。
初心者必見!ゴルフの基本的なルール
それでは、最低限覚えておきたいルールを具体的に見てきましょう。ゴルフにはさまざまなルールがありますが、まずは以下に挙げるルールさえ覚えておけば、初心者でも対処できると考えられます。ルールを心配せずに自分の力を発揮できるようにしましょう。
ゴルフのルール①:コースから外に出たら罰打
なるべくよい結果を出すために意識したいのが、罰打です。ラウンド中はさまざまな面で罰打となるリスクがあるため、慎重にコースを進んでいくようにしましょう。よくある事例が、アウトオブハンズです。
ボールがコースの外に出てしまい、ゴルフができる場所から遠く離れてしまった時のことを指します。この状態になると打ったボールを戻すのは困難なため、新しいボールを使い、最初に打った付近でプレーをやり直すのが基本です。
スコアをしっかりカウントしよう
コース外に出てしまったのは残念ですが、しっかりとスコアをカウントするのがルールの原則です。例えば最初に打ったボールがコースから外れてしまった場合は、最初のショットが1打、罰打が加わって2打となり、次のショットは3打目としてカウントされます。
このように、プレー中はいろいろな面で罰打がカウントされ、いつの間にかスコアが高くなることも珍しくありません。初心者はなるべくミスをしないことが理想のスコアを目指すポイントです。
2罰打で近くに移動して打てる
ちなみに、改正された新ルールでは、2罰打を加算することでコースから外れたボールを落ちた付近から打つことが可能になりました。以前のルールでは最初にボールを打った地点からしか打ち直せなかったのが、新ルールとの大きな違いです。
もしボールが落ちた場所がホールに近いのであれば、あえて2罰打を加算するのも1つの方法。どの方法を当てはめれば自分にとって有利になるのかよく考えて、判断してみてください。
ゴルフのルール②:ペナルティエリアで罰打
ラウンド内には、さまざまなペナルティエリアがあります。池や崖などは、特に注意しておきたいスポットです。初心者はコントロールが上手くいかず、本来なら打ってはいけないエリアに行きがちなので注意しましょう。
定められたエリア内にボールが落ちた場合、1罰打が加算され、最初の位置から打ち直すことになります。次は正しいコースに進めるように、慎重にプレーするようにしてください。
罰打が科されないことも
「この場所からなら打つことが可能だ」と判断して、元の位置に戻らずにプレーを続けた場合は罰打は加算されません。ただし、ペナルティが科されているエリアは打ちにくいことがほとんどです。
特に初心者には困難である可能性が高いと考えられます。スコアが加算されるのを気にして無理をするより、スムーズにプレーができることを最優先に考えるのがおすすめです。
ゴルフのルール③:マークを忘れたら罰打
これは、初心者がよくやってしまいがちなルール違反なので、特に注意してください。ボールを打ち終わった後は、必ずマークを置くのが原則です。マークを置く位置は、ボールの後ろが基本となります。
自分のボールの位置をしっかり記録したら、ボールは取り除きましょう。ボールを取っておくことで、他のプレーヤーの邪魔になるのを防ぐのが目的です。忘れた場合は、1罰打が科されられるので十分に注意をする必要があります。
マークはゴルフ場で借りられることが多い
他の道具はしっかり準備していても、うっかりマークを忘れてしまうことがあるでしょう。そんな時は、ゴルフ場に相談してください。忘れた人のために、無料でレンタルしている場合があります。
また、レンタルをしていない時は代わりにコインを使うことも可能です。一緒にプレーする人に相談して、マークの代用品を決めましょう。
ゴルフのルール④:バンカーで打つ前に砂に触れたら罰打
慎重に打ったとしても、コースから外れて窪地に入ってしまうのは珍しいことはありません。窪地から抜け出すのは大変なので、つい力が入ってしまうことも。十分に注意をしてプレーをする必要があります。
練習のための素振りなどでうっかり砂に触れてしまった場合、2罰打が科されます。特に初心者はやってしまいがちなミスなので、本格的に打つ前に練習をしたい場合は、砂に触れないように気をつけてください。
2打プラスで外に出せる
難しい窪地に入ってしまった場合、「どうしても抜け出せない」と感じることがあるのではないでしょうか。何回も打っているのに全くボールが外に出ず、焦ってしまうパターンも珍しくありません。
たくさん打って無駄にスコアが加算されるよりは、規則を有効活用するのがおすすめです。改正後に、スコアを2つ加算することで窪地の中から出せる、というルールが定められました。もしもの時は、ぜひ新ルールを活用しましょう。
ゴルフのルール⑤:空振りしたら1打
たくさん練習を積んだはずなのに、いざ本格的なゴルフコースに入ると緊張して空振りしてしまうのは初心者によくあることです。この場合は罰打とはなりませんが、1打としてカウントされます。
例えば最初に打った時に空振りした場合、ボールが飛ばないとしてもスコアは1つ加算されるのが基本です。空振りが増えるとスコアがどんどん増えてくるので、ボールはしっかりと捉えるようにしてください。練習を積んでおけば、回避できるミスです。
ゴルフのルール⑥:ピンを抜かなくてもホールイン可能
以前は、ホールインを狙う際にはピンを抜くのが基本でした。しかし、新ルールはピンを抜かなくてもよくなったのが嬉しいポイントです。そのままの状態で打てるので目標を定めやすく、初心者でもホールに入れやすいと考えられます。
また、誰かにピンを抜いてもらう手間をかけなくてもよいのもメリットです。スムーズにゴルフプレーを続けるために、新しいルールを活用していきましょう。
ゴルフのルール⑦:打てる人から打つことが可能
以前は、フラッグから距離のある人から打つのが基本的なルールとされました。しかし改正後の現在は、距離は関係なく、打てる人から打てるようになったのも押さえておきたいポイントです。
もし、フラッグから最も距離のある人が遠くに行ったボールを探していたり、カートに戻っていたりしていても、他の人が先に打ってプレーを進められます。滞りなくゴルフを行うために、このような新ルールも役立ててみてください。
各ゴルフ場のルールも確認しよう
ここまでは誰にでも共通するルールについて見ていきましたが、各ゴルフ場によって固有のルールが定められている場合があります。ゴルフ場のルールを無視してプレーをしていると、知らない間にスコアが加算されていることも。
ゴルフ場に到着したら、固有のルールがあるか否か確認しておきましょう。慣れ親しんだ場所なら問題ありませんが、初めて行く場所だとルールを勘違いしてしまうこともあるので、きちんと頭に入れた上でゴルフに臨むのがおすすめです。
ルール以外に意識したいゴルフのマナー
定められたルールには明記されていないものの、守っておきたいマナーがいくつかあります。全く意識せずにいるとマナー違反だと思われる可能性が高いので、要注意です。ここからは、意識しておきたいマナーについてチェックしていきましょう。
ゴルフのマナー①:カジュアルすぎる服装はNG
その場の品格を貶める、カジュアルな服装は基本的にマナー違反とされています。例えばジャージやサンダルなどのラフな服装は違反とみなされることが多いため、避けてください。
男性・女性関係なく、長丈のゴルフ用パンツにシューズ、襟が備わったトップスを身につければ、マナー違反になることはありません。基本の服装を準備しておきましょう。
近年はミニ丈も許容範囲に
また、近年はミニ丈のスカートやハーフパンツを着用しても問題ないとされています。ただし茂みの中で脚を怪我することもあるので、最初は長丈のボトムスを使うのがおすすめです。様子を見ながら、自分なりのコーディネートを楽しんでください。
ゴルフのマナー②:遅刻をしない
各プレーヤーに対する配慮は、ゴルフをする上で必要不可欠です。遅刻をした場合、他のプレーヤーを待たせることになり、大きな迷惑をかけてしまいます。後続のプレーヤーがなかなかプレーできず、イライラさせてしまうこともあるでしょう。
そのため、ゴルフにおいて遅刻は厳禁です。時間に余裕を持って集合場所に集まり、滞りなくスタートできるようにしてください。きちんと準備しておけば、遅刻は防げるはずです。
ゴルフのマナー③:スムーズにラウンドを回る
プレーの手順に手間取っていると、想像以上に時間を取ってしまうことがあります。しかし、過度な時間を取る行為は他のプレーヤーの妨げになり、マナー違反にあたるため注意が必要です。
まず、自分の順番が近くなったら使用するクラブを決めておきましょう。順番がきてから決めるのでは遅いと考えられます。また、練習をきちんとしたくても、素振りをするのは2回に留めた方が無難です。
ゴルフのマナー④:プレーに集中できる環境を作る
ボールを打とうとしている時に周りでおしゃべりをしていたり、近くに人がいたりしたら集中できませんよね。他の人がプレーをしている時は、最大限に集中できる環境を整えてあげることもマナーの内に入ります。
自分の番が終わったからと気を抜くのではなく、他の人のプレーにも敬意を払うことが大切です。みんながベストを出せるように意識すれば、気持ちよくプレーができるでしょう。
ゴルフのマナー⑤:煙草を吸わない
ほとんどのゴルフ場は、ラウンドの中で煙草を吸うのを禁止しています。禁止事項を破り、煙草を吸う行為はマナー違反以外の何物でもありません。煙草の煙によって他のプレーヤーの集中力が削がれ、迷惑をかける可能性もあります。
もし煙草が吸いたくなったら、決められた場所まで移動してください。ただし、ゴルフ場によっては完全に禁煙が定められている場合も。事前に確認した上で、訪れるゴルフ場を決めましょう。
ゴルフのマナー⑥:芝生の上は静かに歩く
芝生は、想像している以上にデリケートなものです。走り回ると芝生を傷つける恐れがあるため、注意してください。どうしても走らなければならない時は、小走りを意識しましょう。
また、ベストプレーができたとしても飛び跳ねるのは避けた方が無難です。ジャンプすることで、芝生が傷つく危険性があります。
最新ルールを守ってゴルフを楽しもう!
いろいろなルールがあると「面倒だな」と感じることがありますが、各ルールは簡単でシンプルなものばかりです。まずは基本的なルールを覚えた上でラウンドに出れば、大きな問題はないと考えられます。
後は、実際にプレーをしながら体で覚えていくことが重要です。最初は調子がつかめなくても、プレーを続けていく内に自然とルールが身についていきます。あまり気負いすぎず、ゴルフが楽しめるように意識しながら頑張ってみましょう。
文・kon_w/提供元・暮らし~の
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