けんかっ早いジョウビタキ

美しい姿ながらケンカっ早い!冬の渡り鳥の「ジョウビタキ」はこんな鳥
(画像=『FUNDO』より引用)

縄張り意識の高さが喧嘩っ早い性格の原因?

繁殖期間以外、そして日本でその姿を見られる冬季ではジョウビタキはオスもメスもそれぞれ自分の縄張りを持ちます。

自分の縄張りに入った同種に対しては非常に攻撃的になり、同性異性関係なく縄張りから追い出そうとします。
見晴らしのいい高い枝などに止まり頭を下げて鳴くことで縄張りをアピールしていることもあります。

この縄張りのポーズから『お辞儀をしているかわいい小鳥』とも『謝罪をしている鳥』とも形容されることがありますが、このアピールを無視して縄張りに入ってきた同種のジョウビタキとはケンカをはじめるので、人間が抱いているイメージとは間逆の好戦的なポーズとなります。

他の小鳥と縄張りをシェアすることもある?

美しい姿ながらケンカっ早い!冬の渡り鳥の「ジョウビタキ」はこんな鳥
(画像=『FUNDO』より引用)

縄張り意識が高いジョウビタキですが、あくまでもそれは同種に対するもので、異種の生き物に対してはそれほど警戒心は高くはありません。
例えば、人間が縄張りに入っても気にすることはないようで、すぐ近くまで近寄っても逃げないこともしばしばあります。

また、同じ小鳥に対しても警戒心は抱かず、むしろモズなどとは縄張りを共有しています。
同じエリアを縄張りにしているジョウビタキとモズが、交互に見晴らしのいい枝の上で鳴き声をあげて縄張りアピールをしていることもあるそうです。

自分ともケンカする?

縄張り意識の強く人間の住宅街にも生息しているジョウビタキですが、なんと自分自身とケンカしている姿が目撃されることもあります。
窓や鏡そして車のサイドミラーなどに映り込んだ自分を、縄張りに入り込んできた同種だと勘違いしたジョウビタキがはじめた自分とのケンカという永遠に決着のつかないケンカしている姿です。

まとめ

冬の日本で見ることのできるジョウビタキば美しい姿をしている上に、警戒心の薄さからかわいらしいです。
ところが、意外なことにその縄張り意識の強さからケンカっ早い性格をしています。

野鳥であるジョウビタキは『野鳥保護法』の兼ね合いもあることから飼育することはできませんが、冬場に外に出たときは見晴らしのいい高い木の上に橙色のジョウビタキが縄張りを主張する火打ち石に似た鳴き声を発していないか注意しながら歩いてみるのも楽しいかもしれませんね。

提供元・FUNDO

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