キャプテラは12月21日に、全国の中小企業に勤める経営者や管理職を対象に実施した、「電気料金値上げに対する中小企業の意識調査」の結果を発表した。同調査は、10月27日~11月7日の期間に行われ、262名から有効回答を得ている。

調査対象者に、電気料金の値上げによる影響を減らすための対策として、職場でのエアコンなどの使用を控えているかを尋ねたところ、「控えている」とする回答が41%を占めた。

消費エネルギーの一部を再生可能エネルギーで自給しているかを尋ねた質問では、「再生可能エネルギーの利用には関心がない」(44%)、「現在導入していないが、再生可能エネルギーの利用に関心がある」(36%)といった回答が多く、「自給している」とする回答は7%に留まっている。

まだ再生可能エネルギーを導入していないものの、関心はあるという中小企業に対して、再生可能エネルギーを導入していない理由を尋ねたところ、「導入費用が高いから」(43%)が最多となり、「今年までその必要性がなかったから」(27%)、「どこから始めればよいのかわからないから」(19%)がそれに続いた。

再生可能エネルギーに関心がない中小企業に、再生可能エネルギーを導入していない理由を尋ねた質問では、「必要ではないから」(44%)がもっとも多く、以下「非常に高価だから」(33%)、「近くにサプライヤーがいないから」(19%)が続いている。

現在、エネルギー管理ソフトを使用しているかを尋ねたところ、「以前から使用している」(5%)と「電気料金の値上げにともない最近使い始めた」(3%)を合わせた割合は、10%にも満たなかった。
提供元・BCN+R
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