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■喜多方ラーメンといえば全国的にも有名な名店は外せない、3軒目!
 ●坂内食堂 喜多方本店「肉そば」1000円
■これにて1日目は終了。続きは後編で

■喜多方ラーメンといえば全国的にも有名な名店は外せない、3軒目!

●坂内食堂 喜多方本店「肉そば」1000円

【前編3選】ラーメン天国・喜多方で本当に美味しい店と会津の古刹を巡る旅
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

ここまで2食、個性豊かな喜多方ラーメンをいただいてきたが、まだまだ食べられる! ということで訪ねたのは喜多方ラーメンの代名詞的な名店「坂内食堂」だ。休日ともなれば店の外には数十人規模の行列ができる有名店。日本各地にある「喜多方ラーメン坂内」は、この坂内食堂の暖簾分けである。

せっかく喜多方まで来たのなら、「誰もが旨い!」という本店の味を食べてみたい。そんな思いから取材を申し込めば、二つ返事でOKをいただいた。

【前編3選】ラーメン天国・喜多方で本当に美味しい店と会津の古刹を巡る旅
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)
【前編3選】ラーメン天国・喜多方で本当に美味しい店と会津の古刹を巡る旅
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

平日の夕方、客足が比較的落ち着いた時間に暖簾をくぐる。笑顔で出迎えてくれたのは店主の坂内章一さんだ。はやる気持ちを抑えて、お店のオススメを聞けば「やっぱり肉そばはよく出ますね」とのこと。その言葉に迷うことなく、では、それで! ドキドキしながら着丼を待つ。

待つこと体感でほんの数分、提供された肉そばの丼を覆い尽くすチャーシュー、インパクトがすごい! スープは想像よりもずっと透き通っていて、「塩ラーメンですよ」と言われたら納得してしまいそうな色。

【前編3選】ラーメン天国・喜多方で本当に美味しい店と会津の古刹を巡る旅
(画像=「肉そば」1000円、『男の隠れ家デジタル』より引用)

まずはこの大量のチャーシューからいただこう。たくさんあるから贅沢に一口で一枚食べてみた。「肉。肉だ!」噛み締めるほどに豚の旨さと脂がジュワーっと口に広がり、丁寧に仕込まれた仕事がうかがえる。

スープは豚骨ベースで、聞けば寸胴の中ですでに味が完成しているという。そのためラーメン丼にカエシを入れてスープを注ぐ、という一般的によく見る一連の流れで作られていないのだ。

【前編3選】ラーメン天国・喜多方で本当に美味しい店と会津の古刹を巡る旅
(画像=特別にスープだけを注いで見せていただいた。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

キリリと淡麗なスープは飲み干せるほど飽きがこない。あっさりしているのに旨味がすごくてレンゲが止まらないのだ。平打ちのちぢれ麺にスープが絡まり、ズルズルと音を立てて景気良くすする。美味い!

チャーシューの下に隠されたメンマを箸休めに肉と麺を交互にすすれば、これ一杯で1日分のスタミナをチャージできそう。すでに2杯のラーメンを食べていたにも関わらず、スルリと完食してしまった。

【前編3選】ラーメン天国・喜多方で本当に美味しい店と会津の古刹を巡る旅
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)
【前編3選】ラーメン天国・喜多方で本当に美味しい店と会津の古刹を巡る旅
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

店内では「おみやげラーメン」も販売しており、地方発送も可能。職人が手作りするオリジナルの肉そばストラップもある。本店へ訪れた記念に購入する客も多い。かくいう筆者も、どちらもしっかりゲットして店を後にしたのであった。

坂内食堂
喜多方市字細田7230

■これにて1日目は終了。続きは後編で

喜多方・会津のラーメンと古刹を巡る旅。前半では元祖、定番の喜多方ラーメンをはじめ、個性あふれる一杯をいただいてきた。清らかな地下水が豊富な喜多方で出会うラーメンはどれもこれも美味いの一言。語彙力を失わせる魅力がある。

あまりに長文の記事になってしまったため、残り2軒は後編にて紹介したい。

提供元・男の隠れ家デジタル

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