手軽に高級魚が狙えて、初心者から上級者までそれぞれの楽しみ方ができる懐の広い釣り、それが海上釣り堀です。とはいえ、ある程度の費用がかかるのも事実。今回は、釣行コストカットに繋がるエサの自作&代替術を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
海上釣り堀の魅力
手軽に高級魚が狙える夢のような釣り施設が海上釣り堀です。定番のマダイにシマアジ、青物まで引きの強い大物が放流されています。施設によって特徴的なターゲットや季節限定で放流される魚種もあり、冬を例に挙げると多くの海上釣り堀で大きなブリを放流するのが恒例です。
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実は奥が深い釣り
釣り堀の名を冠しているだけに簡単なイメージがあるかもしれません。しかし、実際は仕掛けやエサの使い分けで釣果に差が出やすいなど奥が深い釣りで、初心者が上級者に釣果で勝る可能性も十分にあります。
日によって変わる当たりエサを探して試行錯誤を繰り返すのも面白さの一つです。予想外のエサで大当たりする状況も多いため、エサの固定概念に縛られずに気になったエサやアイデアは積極的に使ってみると意外な結果が得られるかもしれません。
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海上釣り堀の費用
海上釣り堀釣行で気になるのが費用の問題です。利用料金以外にも出船場所までの交通費や飲食物、エサ代などの費用が掛かってしまいます。少しでも節約して楽しむなら費用を抑える工夫が必要です。工夫を盛り込みやすく節約しやすいのがエサの費用です。
海上釣り堀の特徴に、用意するエサを自分で考えられる特徴があります。市販の釣りエサを購入して用意するだけでなく、それぞれが仕込んだ自作エサも使用できるため、節約の方法として取り入れることも可能です。エサを作る手間は掛かりますが釣行費節約の鍵にもなります。
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自作・代替エサ活用コストカット術
では、具体的な自作・代替エサ活用コストカット術を紹介していきます。
1、自作エサの割合を増やす
海上釣り堀用の市販エサは、反応が安定しているだけでなく使いやすさも兼ね備えています。欠点は値段がやや高めな部分で、全てのエサを市販で揃えるとかなりの出費になってしまうことも。ここでオススメなのが自作エサの割合を増やしてエサの費用を安く抑える作戦です。
青物狙いに使う切り身や小魚など材料によっては無料で手に入るエサもあるため有効活用します。例えば、釣行日より前にあらかじめ小魚を釣って冷凍庫で保存しておくなどの手段もありです。
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2、同じ材料で複数種のエサ作成
エサの自作で取り入れたいのが、同じ材料を使って数種類のエサを作る工夫です。例えば、スーパーで購入したエビをそのまま使うだけでなく、一手間加えて剥き身にすると食い渋りにも対応できます。また、食紅を使って着色する場合には黄色と赤色の2種類を作ってみても反応が変わるかもしれません。単純な方法ではありますがこれだけでエサの種類が増えて出費が抑えられます。
3、代替エサを活用
市販エサの中にはイワシやキビナゴなどスーパーや魚屋でも入手できるものがあります。もちろんエサ用ではないためサイズのバラつきや使いやすさの面で劣りますが、鮮度や質によっては釣りエサ用を上回る結果を叩き出すことも。使いたいエサがあればスーパーの鮮魚売り場も覗いてみるのがオススメです。これらのエサも漬け込み液や着色加工で食いの向上やバリエーションも増やせます。
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4、持参の工夫
種類は豊富に、それぞれの量は少なめにするのがポイントです。エサごとの量が多すぎると使い切れず無駄になってしまうことも。ただし、実績エサの量はやや多めにしておくのが安心です。持参するエサの量や配分も意識すると費用の節約に繋がります。
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<杉本隼一/TSURINEWSライター>
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