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いよいよ本格的な登山開始!神々の遊ぶ庭へ
下山途中、可憐な高山植物との出会い

いよいよ本格的な登山開始!神々の遊ぶ庭へ

姿見の池を過ぎると、いよいよ本格的な登山道に突入です。足場には岩がゴロゴロしています。どんどん進むと、人の背丈より大きい岩も出現。岩だらけの荒れた大地に、噴煙の上がる山々、冒険心をくすぐられ、ワクワクしてきます。
勾配は少し急ですが、時々開けた場所で休憩をはさみ、自分のペースで登ったため、それほど大変ではありませんでした。

9合目付近まで到達したとき、急に山頂付近に晴れ間が見えました。始終ガスがかかって、ぼんやりしていた景色が、明るく、くっきり見え、その晴れ間に向かい足早に登って行くと、見事な雲海が四方に広がり、雲の上に出たのがわかりました。頂上です。

神々の遊ぶ庭~旭岳に登る
(画像=『北海道そらマガジン』より 引用)

大雪山はアイヌの人々から親しみと畏敬の念をこめて「カムイミンタラ」=「神々の遊ぶ庭」と呼ばれていたといいます。頂上に立ち、眼下を流れる見事な雲や、雄大な大地を眺めると、まさに「神々の遊ぶ庭」だなと感じました。

持参したおにぎりを頬張り一息つくと、またもや雲行きが怪しくなってきたので早々に下山しました。

下山途中、可憐な高山植物との出会い

姿見の池のあたりまで下山してくるとガスが消え、行きに見ることのできなかった高山植物の花々が目に飛び込んできました。水滴をためてキラキラと輝いている植物はとても可愛らしかったです。思わず写真をパシャリ。この高山植物のお花畑も旭岳の見どころの一つで、一見の価値ありです。高山植物のピークは7月下旬とのことですので、この時期に合わせて行かれるのもおすすめです。

無事に姿見駅まで到着。山頂での休憩時間も含め約4時間半の行程でしたが、様々な景色を堪能し、思ったほど疲労感はありませんでした。登山特有の達成感と清々しさを胸に帰宅の途に就きました。

神々の遊ぶ庭~旭岳に登る
(画像=『北海道そらマガジン』より 引用)