投げ釣りでよく釣れるグチ(イシモチ)。新しいものは刺し身などで最高だが、時間が経つと水っぽくなり、味が抜けてしまう。今回は「グチの丸干し」を紹介。ちょっとした裏ワザを使うことで、うまみが凝縮できる。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
下処理
持ち帰ったグチは軽く水洗いし、ウロコを剥ぐ。この際、水道水を当てながら行うとウロコがあまり飛び散らない。グチはウロコが軟らかく、簡単に剥がれるところが嬉しい。あとはワタとエラを取ればOK。
ウロコを剥いでワタとエラを取る(提供:TSURINEWSライター松田正記)
切り目を入れる
下処理を済ませたら、魚の表面に切り目を入れる。20cm級で1~2か所、30cm前後の良型なら、2~3か所入れるといいだろう。切り目を入れることで、干す時間が短縮できることを覚えておきたい。
切り目を入れる(提供:TSURINEWSライター松田正記)
平皿にのせる
切り目を入れた魚は平皿にのせれば丸干しの準備は完了。あとは、冷蔵庫内に放置するだけ。
干し時間(目安)
干し時間の目安は、まる1日程度。乾き具合は好みで構わないが、味が凝縮するのは24時間前後(個人的感想)。
食べる時
食べる時はアルミホイルに魚をのせ、グリルで焼く。あとは少し焦げ目が付けば完成。口に運ぶ直前にしょう油を垂らすと、香りがグッと引き立つ。
グリルで焼けば完成(提供:TSURINEWSライター松田正記)
保存も可
すぐに食べない場合は、ラップをかけて保存。冷蔵で1週間、冷凍で3か月ほど持つ。冷凍する際は、ラップを二重にしておくと「冷凍臭」がつきにくい。
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<松田正記/TSURINEWSライター>
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