安全保障にかかわる「特定秘密」をOBに漏洩したとして、防衛省は海上自衛隊の一等海佐を書類送検し、懲戒免職の処分にしました。これは「スパイ防止法」として制定された特定秘密保護法の適用された初めての事件です。

漏洩したのは、自衛隊幹部学校の井上高志一等海佐。OBへのブリーフィングを業務命令と誤認したと供述しているようです。