マイナポータルが超便利になる可能性が高い!

残念ながら、現状では「さがす」項目しか使えないマイナポータル実証アルファ版サイトですが、もし、今後すべての項目が構築されてきちんと機能するのであれば、これはかなり画期的なサービスになる予感がします。

現在構築中の「やること」の項目では、登録したマイナンバーカードや健康保険証の更新期限など、行政手続きが通知されるようになります。

また、「わたし」の項目もまだ構築中ですが、証明書の項目ではマイナンバーカード、健康保険証、パスポート、新型コロナワクチン接種証明書、住民票、戸籍謄本抄本といった項目が用意されているほか、家族の登録や予防接種、母子健康といった項目もあります。

さらに、海外旅行が解禁されたときに役立ちそうな入国手続きの「Visit Japan Web」についても、23年4月頃にはパスポート情報の読み取り機能にも対応する予定です。

新マイナポータル(アルファ版)を実際に使ってみた − もしかすると画期的なサービスになる予感!!
(画像=「やること」ページは開発中だが、行政手続きの管理ができるようになる(左写真)。「わたし」は各種証明書や家族のことが登録でき、マイナポータルに一元化される予定(右写真)、『オトナライフ』より 引用)

まとめ

いかがでしょうか? 筆者もマイナポイント第2弾でマイナポータルを利用したことがありましたが、まさか、それ以上のことができるWebサイトだとは思っていませんでした。

それどころか、今回公開された「マイナポータル実証アルファ版サイト」では、国民の生活に必要な多様な項目が一元化されており、筆者は大変驚かされたのです。正直言ってデジタル庁をナメていました。

これまで、日本の行政はアナログ&縦割りだったので、入学、就職、転職、引っ越し、結婚といったライフイベントのたびに、役所に行って手書き書類を作成したり印鑑を押したりして、手間と時間がかかっていたのは皆さんご存じでしょう。

しかし、デジタル庁が創設されたことで各省庁の垣根を超え、一気にすべてのライフイベントがこの「マイナポータル実証アルファ版サイト」に集約されようとしているのです。

なかには、個人情報の漏洩を心配したり、政府に情報を握られることを不安視する人もいるでしょうが、筆者はそうは思いません。

多少のリスクがあっても、このマイナポータル実証アルファ版サイトがきちんと稼働すれば、今後はライフイベントごとの面倒な手続きがスマホで済み、かなりスムーズになると予測できたからです。

アナタも一度は「マイナポータル実証アルファ版サイト」を覗いてみてはいかがでしょうか? 

文・藤原博文/提供元・オトナライフ

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