マーケティングリサーチ会社のインテージは13日、クリスマスシーズンを前に全国の 15歳から79歳の男女2585人を対象に実施した調査結果を公開し、クリスマス関連の予定支出額は前年比9%増の2万円であるとした。
今回の調査結果と15~79 歳の推定人口から「クリスマス関連市場規模」を試算したところ、2022年は前年比9.4%増の1兆9526億円と予想。
インテージ生活者研究センターの田中宏昌センター長は「コロナ禍3回目のクリスマスを迎えて生活者の“対コロナ心理”は明らかに変化している」と述べ、コロナ禍に対し生活者は慣れではなく柔軟な対応力を会得したと推察する。
具体的なクリスマスの予定については「プレゼントの購入(自分用を含む)」(31%)と「自宅でのパーティ」(27%)」が他を大きく引き離して上位に入った。
提供元・食品新聞
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