【brand pickup】
「神は細部に宿る」
ドイツの近代建築家ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの言葉で、ディティールへのこだわりが作品の本質を決めるという意味だ。
同様に彼は「より少ないことは、より豊かなこと」という言葉も残している。
シンプルで無駄が削ぎ落とされた彼の生み出したデザインの数々は、「ミニマリズム」を象徴している。
とかくバイクをカスタムしていくと「あれもこれも」と欲張っていろいろと盛り込んでしまいがちだ。
そうなるとカスタムの方向性は定まらず、せっかく車両そのものが持っている良さも台無しになってしまう…。
無駄を排除して機能を求めれば、バイクがもつ本来の美しさや力強さに帰結する。
行きすぎずにどこでカスタムに折り合いをつけるか、が実は難しい。
程よいさじ加減で“まとまったカスタム”を目指すのなら、
アルミビレットパーツやドライカーボンパーツで定評のあるSSKのオリジナルブランド
『SPEEDRA(スピードラ)』のパーツはまさにうってつけだ。
パーツの一つ一つがシンプルでありながら、非常に高品位な作りだからだ。
ハイクオリティでコスパの高いSPEEDRA(スピードラ)
2011年に誕生したSSKはドライカーボン製の外装パーツやアルミ削り出しのカラフルなビレットパーツなどを多くリリースしているメーカーだ。
そのSSKが立ち上げたブランドが「SPEEDRA(スピードラ)」なのだ。
カウルなどのカーボンパーツは、F1などのレーシングマシンに使われる軽量高剛性のドライカーボンを使用。巷にあふれているウェットカーボンと比べたら、軽さも強さも別次元の代物だ。
ステップやレバーにはアルミビレット製で、A6061を使い高剛性で耐食性も高さもあわせ持つ。
アルミ合金の種類
アルミビレットパーツでよく耳にする、A6061やA7075といった番号。これはアルミの合金番号のことで、1000番台から8000番台まである。
SPEEDRAで使用しているA6061は6000系のアルミ合金で、マグネシウムとシリコンが一定の含有比で添加されている。強度、耐食性共に良好で、押出し加工性に優れており、代表的な構造用材として用いられる。機械や自動車部品、ガードレール、建設用材などの使われている。
A7075は超々ジュラルミンともよばれる合金。7000系のアルミ合金は亜鉛とマグネシウムを添加し熱処理を行うとアルミ合金中、最も高強度の合金となる。金属バットなどのスポーツ用品、オートバイのリム、航空機材などに使われている。