サグリ釣りを開始
私のサオ下サビキには、付けエサのハゼコにメバルが食いつくも、肝心のアジ、サバの気配はすっかり遠のいてしまった。そこで7時30分ごろから、極小針と石ゴカイの組み合わせでサグリ釣りを並行して開始した。
6.3mの磯ザオ2号にミチイト2号を巻いた小型両軸リールの組み合わせで、仕掛けは中通しオモリ5号に2号ハリスの1本バリのシンプルなものだが、イサキバリ6号という極小の釣りバリがこの仕掛けのポイント。カワハギ、ウマヅラハギ、波止グレといった口が堅く小さい魚をターゲットにするために選んだのがこのハリだ。エサは石ゴカイ。ハリを丸ごと覆うように通し刺しにし、海底ギリギリを探る。
![沖波止でのエサ釣りでコブダイやカワハギの満足五目釣果【大阪・泉佐野一文字】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/12/8af47e01c5a9f3b1130dc1ed1e3f1368.jpg)
カワハギにカンダイ43cm登場
小物の数釣りが楽しめると高をくくっていたが、感触もなくいつの間にかエサだけが取られる、カワハギ釣りあるある状態になり苦戦気味。口の大きなガシラは掛かってくれたが、狙いのターゲットはハリ掛かりしない。頻繁に石ゴカイを付けかえて繰り返していると、ようやく、ググッとしっかりした引き込みアタリの後にカワハギ1匹を釣り上げることができた
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追釣を目指してしばらく続けていると、9時前に今までとは違う物凄い引き込みがあり、サオが大きく曲がった。30cmオーバーの魚と確信したが、魚を海面に浮かせることができない。サオ全体に魚の抵抗を乗せて吸収するイメージで、貯めて貯めて、魚の体力を少しずつ奪っていく。粘った末に海面に姿を見せたのはカンダイ(コブダイ)。
そう大きなサイズではないので、浮かせてしまえばこちらのもの。タモ入れに成功して無事捕獲。43cmと数字だけ見れば小ぶりだが、体高があって肉厚のボリューム感ある望外の獲物に、満足感がまた一つ重なった。
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五目釣りの釣果は賑やかに
この後は釣果がなく、9時に納竿。最終釣果は43cmのカンダイ1匹、30cm級のサバ2匹、その他はカワハギ、ガシラ、メバル、小アジの小魚と賑やかな結果となった。ノマセ釣りはできずとも、五目釣りで結果オーライ。10時の便で波止を後にした。
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自宅に戻ると釣果を仕分けして、サバは塩焼き、小魚はまとめて味噌汁の具に、カンダイは翌日バター焼きにと、2日に分けて美味しくいただいた。
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<伴野慶幸/TSURINEWSライター>
葵渡船