贈賄罪に問われていた紳士服大手AOKIホールディングス前会長・青木拡憲被告(84)ら3人が、東京地裁の初公判で起訴内容を認めました。
また、東京地検特捜部の捜査で参考人として事情聴取を受けていた大会組織委員会会長・森喜朗元首相(85)の供述内容も明らかになりました。
森喜朗氏「スポンサー決定、私に一任」地検に供述…高橋被告の「よからぬ噂」聞いたHCctwmXrP#社会
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) December 22, 2022
検察側の冒頭陳述によると、森元首相は、スポンサー決定が自身に一任されていたことや、スポンサーに選ばれる前のAOKI側の人物と会食していたことを認めているそうです。
東京五輪・パラを巡る汚職事件で、大会組織委元理事の高橋治之被告=受託収賄罪で起訴=に計2800万円を支払ったとして贈賄罪に問われた「AOKIホールディングス」元会長、青木拡憲被告ら3人の初公判が東京地裁であり、元会長ら3人は罪状認否で起訴内容を認めました。SRkPg1FjL
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) December 22, 2022
また、森元首相は高橋被告の理事就任について、竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)前会長(75)から推薦を受けたと述べているそうです。
世の中には清廉な人もいるのです。
竹田恒泰氏が父・竹田恒和JOC前会長の潔白を強調「清廉潔白を絵に描いた人ですから」 HlHSaRfm5H
— 竹田恒泰 (@takenoma) November 13, 2022
森元首相は「電通出身者が理事にいたほうがいい」と思い、それまでに高橋被告が集めた資金の一部が使途不明になっているという「よからぬ噂 」も耳にしたものの、最終的に理事就任を受け入れたと説明しています。
その高橋被告は「何だかんだ言っても決めているのは森さんだ」とAOKI側と森元首相の会食の場を設定したそうです。
「何だかんだ言っても森さん」 元理事、森元首相の名前で企業翻弄かAWmssaaV4
法廷でのやりとりからは、大会組織委元理事の高橋治之被告が数々の便宜を図っていた実態が浮き彫りとなりました。
— 毎日新聞 (@mainichi) December 22, 2022

電通本社 Wikipediaより
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