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明治安田生命J1リーグ・浦和レッズ所属のデンマーク人FWキャスパー・ユンカー(28)は、今冬移籍の可能性が取りざたされている。そんな中、今月23日のSNS投稿が浦和レッズ退団を示唆するものだと話題を呼んでいるほか、サポーターから残留を望む声が噴出。ヴィッセル神戸から北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍した元日本代表MF小林祐希(30)との共通点を指摘するSNSユーザーも見受けられている。
ユンカーの去就については、デンマーク紙『bold』は今月14日に「MLSのポートランド・ティンバーズが浦和レッズに対して、ユンカーのレンタル移籍による獲得オファーを提示したと報じられている。このオファーには、買い取りオプションも盛り込まれている」と伝えていた。
またデンマークのスポーツ誌『Tipsbladet』が20日、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)の情報を専門に扱う『MLSサッカー』の報道を引用する形で同選手の浦和レッズ退団が確実だと報道。「浦和レッズは監督交代をしており、新たなストライカー獲得に動いている」と、マシエイ・スコルツァ新監督の構想から外れたとの見方を示すと、22日になって日本国内メディアもユンカーの去就について伝えている。
するとユンカー本人は23日21時すぎに自身のツイッターアカウントを更新。砂時計の絵文字をツイートすると、「ユンカー退団かな…」、「ユンカー残ってくれよ!」、「ユンカー匂わせか」といったコメントが殺到している。
また今月12日にヴィッセル神戸から北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍した小林祐希も、移籍決定前に砂時計の絵文字をツイートしていた。そのため、ヴィッセル神戸サポーターやJリーグファンからは「なんか見たことあるようなツイート」、「既視感ある」といったコメントが寄せられている。
なおユンカーは2021年4月に浦和レッズへ完全移籍により加入したが、来日1年目からグロインペイン症候群に悩まされると今季も複数回にわたり戦線離脱。J1リーグで14試合の先発出場にとどまり、7ゴールという結果に終わっていた。