ダイヤモンド・リテイルメディアデジタル推進室

(画像=『DCSオンライン』より 引用)
ローソンは12月16日、100%子会社の成城石井(横浜市)が東京証券取引所への株式上場申請を取り下げたと発表した。成城石井は9月に東証への上場申請を行っていたが、「株式市場の動向などを総合的に勘案し」、申請を取り下げることを決めた。
ローソンでは、「株式上場の選択肢も含め、成城石井の企業価値向上に繋がる最適な資本政策を多面的に検討してまいります」とコメントしており、あらためて申請を行う可能性もある。
首都圏を中心に高級スーパーを展開する成城石井の2022年2月期の営業総収入は前期比5.5%増の1092億円、営業利益は8.1%増の119億円だった。直営店舗数は8月末時点で172店となっている。
成城石井は1927年、東京都世田谷区で創業。2004年に外食のレックス・ホールディングス(現レインズインターナショナル)の子会社となった後、11年に三菱商事系の丸の内キャピタルに売却され、14年にローソンが完全子会社化した。
提供元・DCSオンライン
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