私の周りの経営者を見ていても、いつもセミナーやらコンサルやらに忙殺されて、その割に儲からない「忙しいのに儲からない人」を見かけます。その一方で、いつ会食やイベントに誘ってもフットワーク良く参加するのにしっかり稼いでいる「暇なのに儲かる人」もいるのです。

「暇なのに儲かる人」の特徴は、自分の得意分野に特化していること、差別化を意識して価格競争しないこと、そして仕組みを作ることで自動的に収益が得られる工夫をしていることです。

日々の仕事に忙殺されている人は、自分で無くても出来る仕事をアウトソースするか、あるいはいっそ捨ててしまうことです。

2割の仕事が8割の収益という「パレートの法則」が正しければ、仕事を8割減らしても収益は2割しか減りません。つまり大半の仕事は、自分がやらなくても良いのです。

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編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年12月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。