西京焼き
漬け焼きのなかでも、筆者のイチ推しは西京焼きだ。味が好みなのはもちろんだが、味噌漬けの状態でかなり長期間冷蔵保存が効く上に(筆者実績約1か月)、西京味噌自体が塩分を抑えてあるため、長く漬けておいてもしょっぱくなり過ぎず保存性に優れた料理なのだ。
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最初にある程度まとめて漬けておけば、あとは好きなときにグリルで焼いて食べられる常備菜として活躍してくれる。ごはんのおかずに困ったら西京焼き。もう一品ほしいときにも西京焼き。酒の肴にも西京焼き。お弁当のおかずにも西京焼き。忘れたころに西京焼き。西京焼きはほんとにいろんな場面で活躍してくれるので、そのたびに家族内でアングラーの釣果がクローズアップされることにもなる。これがいわゆる西京焼き最強説だ(笑)。
西京焼は青物でも白身魚でも多くの魚に適している。詳しいレシピは筆者の過去の記事を参照してほしい。
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すり身揚げ
すり身揚げは地域によってはさつま揚げや揚げ蒲鉾とも言われるが、多くの魚で調理可能なうえ、中途半端な切り身も余すことなく使い切ることができる。また、複数の魚種をミックスしても問題がないどころか、味が深くなりグレードアップする。なので、食べきれない魚をまとめてすり身揚げにすれば釣魚を無駄にすることなくおいしく完食することができる。
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また、あまった野菜なども一緒にミックスすることも可能。さらに、骨が多くて調理しにくいエソなどのリリース常連魚もおいしくいただくことができる。魚が苦手なお子さんもすすんで食べてくれることが多い料理でもある。
できあがったすり身揚げはそのまま食べるほか、おでんや鍋料理の具材としても活躍してくれる。自家製のすり身揚げは既製品の練り物の何倍も美味だ。おまけに、冷凍保存もできるので重宝する。すり身揚げは、まさに物価上昇対策にうってつけな節約レシピかつ万能レシピといっていいと思う。
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筆者の過去の記事ではマダイのすり身揚げとエソのすり身揚げのレシピを紹介している。
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<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>
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