ヴィーガンレザーブランド「Re:nne(リンネ)」が、パイナップル由来のヴィーガンレザーを使用した二つ折りウォレット「Enishi」を数量限定で公式オンラインショップから発売した。
環境問題やアニマルウェルフェアのために問題視されることの多いファッションアイテム。ヴィーガンレザーのアイテムを選ぶことで、無理なく、負担なく生活に“サステイナブル”を取り入れたい。
ヴィーガンレザーからできたエシカルウォレット「Enishi」
「Enishi」は、日本の革職人の手で一つひとつ丁寧に造られる、ヴィーガンレザー製の財布だ。
レザーの原材料の一部には、食品加工過程で残ったパイナップルの葉を使用。柔らかく、しなやかでマットな触り心地に仕上がっている。
パイナップルレザーで環境負荷を軽減
一般的に動物性レザーの代わりにパイナップルレザーを使うことは、CO2削減に効果的だと言われている。この他に、パイナップルレザーや「Enishi」は環境面のどのような部分に配慮し造られているのだろうか。簡単に解説しよう。
人体・環境に懸念のある素材を回避
耐久性を高めるため、「Enishi」は100%パイナップル由来ではなく、一部「水性PU」と「リサイクルPET」が使用されている。
一方、多くのレザー製品に使われるのが「溶剤系PU」だ。溶剤系PUには、人体や環境への影響が懸念される有機溶剤を使用している。その点、今回の「水性PU」と「リサイクルPET」という素材の選択は、環境負荷の低減に貢献していると言えるだろう。
食品ロスの削減
前述の通り、パイナップルレザーは本来、食品廃棄物として処分されていたパイナップルの葉を活用している。自然のリソースを最大限に活用することで、サーキュラーエコノミーの実現を目指す狙いだ。
アニマルウェルフェアの向上
近年、動物への配慮としてヴィーガンレザー製品の需要が高まっている。パイナップルレザーはPeTA(全米最大の動物愛護団体)より公式認定を受けた、アニマルウェルフェアの観点からも認められている素材だ。
サステイナブルなアイテムを持つことが、大人のステイタスに変わる日もそう遠くはないのかもしれない。
Re:nne公式オンラインショップ
(IKKI)