★はじめに
某旅行会社勤務の「ます」です。ヨーロッパが大好きでいろいろ行ってます。
さてこの度は9月14日から7日間、フィンランドの秋を訪ねてきました。北の大地フィンランドは秋真っ盛りで黄金に染まる森、秋の恵みの食べ物、そして美しいオーロラ、などなどほっとけない魅力が盛りだくさんでした!
今回はまだあまり日本で知られていないフィンランドの秋の魅力に出会うため、フィンランド北部のオーロラベルト上に位置する人気の場所、オウルとシュオテ国立公園を訪ねました。今回はフィンランドの新ネタをたびこふれ読者のみなさまにご紹介いたします。

★観光
≪1≫ フィンランド北部地方の玄関口オウルでオーロラに出会う!
ヘルシンキから国内線で約1時間ほど、フィンランド北部の西海岸に位置するオウルの街が旅の玄関口。あまり知られていませんがフィンランドで5番目の大都市で人口は25万人ほど。ハイテク産業都市として有名な街です。また豊かな自然の宝庫として観光客にも人気で多くの観光スポットやアクティビティが楽しめます。
ちなみに某日本人タレントが優勝したことのある「エアーギター選手権」の開催地だったりします。

北欧らしい落ち着いた街角に秋が訪れています。オウルはボスニア湾に面した海の町。港は市民の憩いの場です。


これは街のシンボル街の太っちょ名物警官「トリポリージ」の像。夕食はこのあたりのレストランでいただきました。

その名もトリポリージバーガー、19ユーロ。ご覧くださいすごいボリュームです!

味もとても重層的で美味です。バンス(パンの部分)は香ばしく、パテ(お肉の部分)はジューシーで、その他ベーコンやチーズ、ピクルスも美味しい、本格的なハンバーガーでした。フィンランドの食べ物は近年とても美味しくなってます。ハズレだなぁと感じることはほとんどありません。
さて、ここオウルはオーロラの出現率の高い、いわゆる「オーロラベルト」に位置します。なので当然オーロラが気軽に楽しめます。
フィンランドのオーロラのシーズンは一般的に9月~3月ですが、オススメは秋! 観測率がグンと上がりますしそれほど寒くないので身体にも優しいです。さらにオウルの秋のオーロラにはオススメがもう一つあります。本格的に雪が積もる前の季節、川や湖の水面にオーロラが反射する逆さオーロラ(ダブルオーロラ)に出会うチャンスがあるんです。
早速街から車で移動しサラマパヤという森へオーロラハンティングに出かけます。2017年の秋は太陽フレアの影響でオーロラ発生率は非常に高くなっています。
私がオウルを訪れた日も上空に大きなオーロラが発生しているとの事でした。期待が大きく膨らみましたが、、、この日は残念ながら雲が重たく、見ることが叶いませんでした。残念ですが自然現象なので仕方ないですね。雲が晴れていれば、こんな風に見ることができます。


残念ですがまたの機会にとっておきます。