小ぶりながら濃厚な味わいに大満足のテリーヌショコラ
伊藤久右衛門は、江戸時代から続く伝統を大切にしながら時代に合わせた新しい感覚も取り入れているという。そんな老舗のお茶屋とスイーツのコラボは見逃せない。まずは、ほうじ茶テリーヌショコラからいただこう。
コロンとしたフォルムがかわいらしい、小ぶりのサイズ。しかし持ってみると、ずっしりと重みを感じ、密度の高さが期待できる。外側のフィルムを外せば、袋のまま気軽にいただける点もうれしい。
口に入れると、ほうじ茶の香りと独特な苦味が一気に広がる。最初はほうじ茶の印象が強いが、食べ進めるほどにチョコレートのビターさと甘さが足され、バランスの良い味わいになった。甘さと香ばしさが癒やしのひとときを与えてくれた。生地は舌に絡みつくほど、しっとりとしていて濃密。お茶とチョコレートのうまみが凝縮された一品だ。サイズが小さめかと思いきや、一口ひとくちが重く、食べ終わったときには大満足となった。
豪華なトッピングとプリン、ゼリーの相性が抜群なほうじ茶パフェ
続いては、みたらしとお芋のほうじ茶パフェ。ほうじ茶くずゼリーに、ほうじ茶ミルクプリンを重ね、みたらし団子、ほうじ茶餡、紅はるかホイップ、さつまいもを盛り付けたほうじ茶ざんまいの豪華なパフェだ。
まずは4種類のトッピングからいただく。さつまいもはシャキシャキの食感が印象的で、甘くなく、素材そのもののおいしさが感じられる。一方、紅はるかホイップはしっかりとお芋の甘さが強調されており、そこにかかったゴマの香ばしさがいいインパクトになっている。ほうじ茶餡は大豆のおいしさが引き立つこしあん。こちらは、あまりほうじ茶の味が感じられなかった。みたらし団子は弾力がありみたらしの甘じょっぱさが魅力。と、トッピングだけでも満足してしまいそうだが、続けてクリーム部分。
ホイップクリームはふわっとなめらかな口どけにクリーミーな味わいが特徴。それぞれのトッピングとあわせて食べてもおいしい。そして、いよいよ、いちばん楽しみにしていたほうじ茶ミルクプリンが見えてきた。口に入れた瞬間、広がるほうじ茶の香ばしさ。鼻に抜ける香りがなんとも豊かで驚いた。プリンは、かまずとも喉につるりと入っていくため、本物のお茶を飲んでいるようだ。
その下のほうじ茶くずゼリーは、打って変わってぷるぷるの食感と爽やかな風味が楽しめる。プリンほど濃厚ではないが、こちらもしっかりとほうじ茶の魅力を感じられた。それぞれ味わったあとは全てを混ぜていただけば、甘さと苦味の両方を一気に味わうことができ、また違ったおいしさに出会うことができる。
どちらも想像以上のほうじ茶の濃厚さに大満足だった。香ばしい香りと優しい甘さは癒やしを運んできてくれる。冬の休憩のおともにおすすめの商品だ。(エフェクト・霜越緑)
提供元・BCN+R
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